(前日の続きです)

睡眠と似ている事象に「麻酔」と「意識不明」があります。
睡眠との違いは、どうでしょう。
睡眠は心の側から脳との通信を遮断するのに対して、
麻酔・意識不明は脳の側から心との通信を遮断することです。

麻酔薬や睡眠薬は脳細胞の働きを極端に弱めるため心との通信が出来なくなるのです。
薬は肝臓で解毒されるまで効果を発揮し眠った状態になります。

うつ病や自律神経失調症の方は、眠れなくなり、心にエネルギー補充できないため元気が出なくなります。
たとえ、睡眠薬を飲んで睡眠時間を十分に取ったとしても元気が出ません。
どうしてでしょうか。

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠とあります。
レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りです。
心がエネルギーをたくさん補充しているのはノンレム睡眠の時で、
レム睡眠の時はわずかしか補充できないのではないかと思われます。

おそらく睡眠薬ではノンレム睡眠の時間があまり得られないのではないかと思われます。
うつ病や自律神経失調症の方は深い眠りが出来ないためになかなか治らないのではないでしょうか。
深い眠りが健康維持に必要な理由はここにあったのです。

意識不明は、過剰な刺激が脳に入ってきた時に、
その刺激をそのまま心に送ったのでは心が損傷を受ける恐れがあるので、
脳の側で自動的に通信を遮断する機能です。
過電流が流れたときに安全装置ブレーカーが働くようなものです。

過激な痛み、過激な恐怖、このようなものを心に送りつづけていれば、
心は耐えられず、気が狂ってしまうでしょう。
そうならないように意識不明という生命維持機能が働くのです。

今回は睡眠は心の作用であることをお話しました。
ここに書かれたことは仮説ですが、人間の構造が、
肉体(ハードウエア)心(ソフトウエア)生命エネルギーから成り立っていることが
証明できれば、容易に理解できることだと思います。。