(前日の続きです)

実は、睡眠とは肉体の作用ではなく、心の作用なのです。
肉体ではなく、心にとって睡眠が必要だから睡眠をとるのです。

肉体(ハードウエア)と心(ソフトウエア)をつなぐ回路が脳という装置なのです。
脳は五感というセンサーから送られる情報を処理して心に送ります。
心は思ったことを脳に指令を出し、肉体を動かします。
脳は心との通信がなくても生命(肉体)を維持するために働いています。
自動処理機能です。
呼吸したり,心臓を動かしたり、食べ物を消化吸収したり、老廃物を排出したりする機能です。

心は目覚めているときにはフル活動しています。
そしてエネルギーをたくさん使います。
そのため一定時間が経過すると心は疲れてエネルギーの補充が必要になるのです。
心は効率よくエネルギーを補充するために、脳との通信を一切しないようにします。
脳と通信すればエネルギーを消耗するからです。

睡眠とは心が脳との通信を遮断して、エネルギーを補充する現象だったのです。
そのために、眠っている間は、痛むところがあっても感じず、耳元で悪口を言われても聞こえないのです。
一切の記憶もされないので、時間的経過の感覚もありません。
時計を見てはじめて何時間寝たか知るのです。
睡眠時間は心がエネルギーを充電している時間です。

健康体の方は、朝目覚めたときが一番元気が良いのはこのためです。
睡眠不足がつづくとエネルギーの補充が十分でなく疲れが残ったままの状態になります。

(明日に続きます)