精神的ストレスは心に溜まり、心に歪みや傷を作ります。
これがさまざまな健康障害を引き起こすことはよく知られています。
「肩こり」「食欲不振・消化不良・便秘」などはまだ軽いほうです。
胃潰瘍、難聴、うつ病、自律神経失調症、ノイローゼなど、
家庭内暴力や自殺にまでいってしまうケースもあります。

ストレスは溜めないようにしたいものです。
「そんなこといっても、職場の上司がストレスを与えてくるのはどうしようも無い。」
と言われるかも知れません。
しかし、ストレスは自分の心が自分で作り出しているものなのです。
人から与えられるものではないのです。
自分の心が作るものなら、心をコントロールしてストレスを溜めないようにできるはずです。
あるいは、溜めてしまったストレスを自分で癒すこともできるはずです。

精神的ストレスは「いやだな」と思ったときに心の中に発生します。
「いやだな」と思わなければストレスは発生しませんから、
何事があっても、何を言われても「いやだな」と思わない自分を作れればいちばん良いのですが、至難の技ですね。

よく言われる「プラス思考」というのはいやなことが起こっても、いやなことを言われても「いやだな」と思わないで「自分にとって必要なこと」と思うことなのです。
「プラス思考」こそ、ストレスを溜めない優れた健康法でもあるのです。

ストレスは知らず知らずのうちに溜まってきます。
ですから、その日溜めたストレスはその日の内に解消しておくことが大切です。

夜、寝る前に、今日1日を振り返る時間を持ちましょう。
いやな出来事、上司から言われていやな思いをしたことを思い出しましょう。
思い出したら、「自分にとって必要なこと、ありがたい、良い勉強になった、もっと相手を受け止めよう。」とプラス思考に切り替えてみましょう。
すると、心に「いやだな」と書き込まれたストレスが、消しゴムで消されるように消えていくのです。

「癒される」とは心に溜まったストレスが消えていくことです。
好きな音楽を聴くと癒されるとか、
景色のよいところに出かけると癒されるとか、
人それぞれストレス解消の方法を持っているようです。

しかし、ただ好きな音楽を聴いただけではストレスは解消できていません。
音楽を聴いている間だけ、ストレスを忘れているに過ぎません。

音楽を聴いて、「この音楽のように広くて暖かい気持ちでいつもいよう。
小さいことにいちいちこだわるのはもう止めよう。
この音楽と同様に、全てのことは自分とって必要なことなんだ。」
と思うことが大切なのです。

さあ、自分の健康を守るために、毎日「プラス思考」の時間を持ち、
心を癒していきましょう。