日本肥満学会が定めたメタボリックシンドロームの診断基準を示します。
・腹囲男性85cm、女性90cm以上が必須。かつ
 血圧130/85mmHg以上。
 中性脂肪150mg/dL以上またはHDLc40mg/dL未満。
 血糖110mg/dL以上。
 の3項目中2項目以上。

簡単にいえば、体脂肪率が高くて、高血圧傾向で、
血液中の脂肪、コレステロール、糖分が多めの方です。

原因はカロリーの取り過ぎ(食べ過ぎ)です。
メタボ解消のためには食べる量を少なくすればいいのですが、
「言うは易く行うは難し」です。

世の中にはさまざまなダイエット法があるようです。
いずれもそれらのダイエット法を続けたら痩せたという実績があるからでしょう。
でも、多くの人は途中で挫折するのです。
あるいは、一旦は痩せても、そのダイエット法を止めたら元に戻ってしまうのです。

メタボはそれ自体が病気ではありませんが、
さまざまな生活習慣病に極めてかかりやすい状況にあるということです。

がん、心臓病、糖尿病などの病気は一旦発病するとなかなか治らないのが特徴です。
手術後も薬を飲み続けなければなりませんし、転移、再発もよく起こります。
まさに、死ぬまで病気と付き合わなければなりません。

このような人生を送りたくないと思いましたら、
真剣に「食生活の改善」に取組むべきです。

食生活を改善することにより、メタボは解消できるのです。

食生活の基本は次のとおりです。
A.積極的に食べるもの
・玄米と雑穀を中心とした主食
・野菜、海藻、きのこ類、小魚、貝類の副食
・納豆、つけものなどの醗酵食品
・みそ、しょうゆ、酢など昔ながらの製法で作られた調味料
B.極力少なくする食べ物
・肉、卵,牛乳、などの動物性食品
・砂糖、甘いお菓子、甘いフルーツ
・油を多く使った料理
・インスタント食品、食品添加物の多い食品
C.食べ方
・主食(ごはん)の量を60%以上にする。おかずは少なめに。
 玄米のごはんは満腹になるまで食べても太りません。
・口の中でドロドロになるまでよく噛んで食べる。

食生活を変えていくにはある程度の我慢と努力が必要です。
とくにお肉が大好きで、毎日お肉がないと食べた気がしない方にとっては
食事の楽しみがなくなってしまうように思われるかもしれません。

それには、お料理の方法を工夫していくしかないでしょう。

例えば、肉の量を10分の1にして代わりに豆腐を使ったハンバーグを作るとか、
肉の割合を減らし、野菜の割合を増やしたすきやき、焼肉、しゃぶしゃぶにしましょう。

玄米菜食を中心とした食事に慣れますと、
玄米菜食のおいしさが分かってきます。
このようになれば、メタボは解消されます。

本日始めてこの記事をお読みいただいた方は、ぜひ次のバックナンバーをお読みください。
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http://ameblo.jp/horirin39/day-20100916.html   「食べる意味2」
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