起こってほしくない出来事が起こったとき、ほとんどの人はその原因を自分以外のせいにしたり、どうすることもできない「不可抗力」だと言います。

特に、人間関係の不和はどう考えても相手が100%悪いとしか思えません。

私も、つい最近までそう思っていました。



売れ行きが悪いのは、世界同時不況のせい、政治の景気対策が悪いせい。

でも、世界同時不況でも中国はすぐに不況を脱しましたし、日本の景気対策でも売上を伸ばしている企業もあるのです。



不和を起こした相手の方にも、友人がいたり、仲良くやっている人もいるのです。



そう考えると「自分以外のせい」であることは単なる言い訳ではないかと気付かされます。



そして、最も恐ろしいのは、「自分以外のせいにしていると、事態は変わらない。」ということです。



「自分以外のせい」ということは「私はどうすることもできない。自分以外のせいが良く変わらなければ事態はかわらない。」ということなのです。

果たして、相手は良く変わってくれるでしょうか?

自分と相手の立場を入れ替えて考えてみればすぐにわかります。

相手だって自分は正しいと思っているのですから変わるはずもありません。



起こってほしくない出来事が起こったとき、その事態をなんとか解決していきたいと思うのならば、自分以外のせいにしないことです。

その試練を乗り越えるためには、自分が変わり、自分が努力して乗り越えていく意志を立てることから始めなければなりません。

このことを「主導権奪回宣言」というのです。



人間関係の不和が起こったら、「私がそうさせてしまったに違いない。私が変わっていこう。」と強く思うのです。

売れ行きが落ちたら、「私がそうさせてしまったに違いない。私が変わっていこう。」と強く思うのです。



試練は呼びかけます。「この試練を乗り越えるためには、あなたが変わるように主導権を奪回しなさい。」と。