近頃、日本は元気がない。景気が低迷し、失業者が増え、自殺者が多く、政治は問題が山済み、毎日暗いニュースばかりが目立っています。
これでは未来に希望が持てず、元気が出ないのもうなずけます。
このマイナス思考をプラスに転じるために、日本のすばらしさ、日本人のすばらしさを書きたいと思います。
1200年前、聖徳太子が17条の憲法の中の第1条は「和を以って貴しとなす」です。
和とは協調、共生の意味です。平和の和、訓読みは「なごみ」です。
また、数学の足し算の結果を和と言います。
日本全体がまとまることを大和の国といいます。その精神を「大和魂」とも言います。
その意味は「一人はみんなのために、みんなは一人のために」ということでしょうか。
日本人の心にはこの精神が引き継がれ、息づいているように感じられます。
阪神大震災の時の人々の協調・共生が自然にできたのはそのためです。
略奪などの犯罪行為が何も起きないことに、世界から集まった救助隊の人たちを驚かせたのです。
明治維新を「大政奉還」という形で平和解決できたのも、「和を以って貴しとなす」の心が息づいていたからに違いありません。
この混迷の現代を変えていくのは、「和を以って貴しとなす」の心だと思っています。
日本人にはその血がずっと受け継がれてきているのです。