太平洋戦争が終ってから65年間、曲がりなりにも平和を維持してきました。

安保条約は昭和51年締結され、その後昭和60年に現在の安保条約が締結されています。


旧条約から59年、新条約から50年、日本の米軍基地が日本にもたらした功罪はどうだったでしょうか。


日本人の気持ちの中では、「ほんとうに米軍のおかげで日本の平和が守られている。ありがたいことだ。」と思っているのはごくわずかではないでしょうか。


危機から日本の平和が守られたような具体的事例がないからです。

まあ、65年間も平和が続いたことを見れば、米軍の「抑止力」が少しはあったかなと言えない事もないでしょう。


それよりも、沖縄では、兵士による殺人事件やひき逃げ事件など、数々の許し難き行為のほうがはるかに印象深いのではないでしょうか。


そんな米軍の基地なら来てほしくないと思うのはしごく当然でしょう。


日本の平和を守るはずのアメリカ兵が犯罪を犯す。

しかも本当に平和を守るために行動してくれるかどうかわからない。


これでは米軍基地を受け入れる県がなくてもしかたがないことです。


安保条約締結のころは、日本は経済的にも弱く、防衛力も弱かった時代です。

世界は米ソ冷戦状態の真っ只中でしたから、日本の平和を守るためには米軍基地は必要だったのでしょう。


いまは、世界第2位の経済大国になり、自衛力も整備され、さらに共産圏の崩壊で冷戦は終わったのです。


日本人の気持ちとしては、「もうそろそろ米軍基地はいらないね。」と思っている人が多いのではないでしょうかソ連(ロシア)や中国といった軍事大国からの脅威が極めて少なくなった今日、たかが北朝鮮からの脅威のために、130個所を越える米軍基地が必要なのでしょうか。