昨日は、「食」についてお話させていただきました。


本日は、「心」についてお話します。


心が、健康と深く結びついていることはよく知られています。

心の病気としては、心身症、うつ病、自律神経失調症、パニック障害などがあります。


私は、数人のうつ病の方、パニック障害の方、自律神経失調症の方とお付き合いをさせていただきましたが、私自身はそれらの病気の経験がありませんので、本当の病気の苦しみは分からないかもしれません。


なぜ、心が病気になるのでしょうか?


長い間、強い精神的ストレスを受け続けると、心がストレスに耐え切れなくなり、発病するものと思われます。


ストレスの中身は千差万別です。

主なものは、「怒り」「不満」「恨み」「恐怖」「自己嫌悪」があります。

いわゆる「ネガティブな感情」が心にストレスを溜めるのです。


心の病を治すには、これらネガティブな感情が起こりにくくすること、ネガティブな感情が起こってもすぐに気付き、ストレスとして心に溜めないようにすることが必要です。

それ以外には病気は治らないのです。


また、今は、発病していなくても、ストレスを溜めている方は、ネガティブな感情のコントロールでしか病気予防ができないのです。

ネガティブな感情はどうして起こるのでしょうか。


それは、期待と現実が合わない時、期待通りの結果が実現して当然なのに、そうならなかった時です。


そうならなかった原因を自分以外のせいだと思うとき、怒りや不満が湧いてきます。

自分のせいだと思うとき、自己嫌悪の感情が湧いてきます。


人のせいにしていも事態は一向に改善されません。

怒り、不満はずっと続き、ストレスを溜め込むことになるのです。


怒りは健康に良くないと分かっていても、つい怒ってしまうのが人間です。

感情をコントロールするのは容易なことではありません。


しかしよく考えてください。

この世の中、期待通りの結果になることはとても少なく、ほとんどは思い通りには行かないのです。


自分の思い通りにいかないのが普通であって、思い通りにいったときはとてもラッキーなのです。

普通のことと思えば怒りは湧いてきませんし、不満もありません。

意識の持ち方で、このようなネガティブな感情が出にくくすることができます。


そのことに早く気付き、自分で自分の「思い方」を改善していくしか道はないのです。

これは、とても前向きな、積極的な考え方です。


自分も他人も、未熟な人間で、欠点だらけで、よく失敗をするのです。

それが普通の人間です。

至らない他人を許し、認めてあげることです。

至らない自分自身も認めてあげることです。


病気にならないためには、このことをいつも意識していてください。