白米は玄米を精米したものです。

精米とは玄米の表皮と胚芽の部分を取り除くことです。




なぜ精米するかと言うと、ごはんがおいしくなるからです。

りんごやぶどうも皮と種を取り除いたほうがおいしくなるのと同じ理由です。




皮の部分は固くて粘りがなく舌触りがよくありません。

胚芽はやや苦味があります。

米に限らず、りんごでもぶどうでも皮は中身を酸化しないように守るためのものです。

そのため、皮はある程度硬く、ポリフェノールなどの抗酸化物質が豊富にあるのです。




玄米を精米すると白米と糠(ぬか)になります。

糠は栄養価が高く特に胚芽は栄養の塊みたいなものです。




昔の人はそれを知っていたので、「糠」という字は「米偏に康」と書きます。

ぬかは健康に良いものであることが分かります。




一方「米偏に白」では「粕(かす)」という字になります。

白米は「粕」をたべるようなものです。




白米と玄米の違いはそれだけではありません。




玄米は田んぼに撒くと芽を出し稲になりますが、白米は芽を出さず腐ってしまします。

つまり、玄米は「生きている」が、白米は「死んでいる」のです。




白米は表皮という保護膜をを取り除きますから、精米後はどんどん酸化していきます。

時間が経つと表面が酸化して黄色になっていきます。

玄米は長期保存が可能ですが白米は長期保存できません。




ここで玄米と白米の違いをまとめてみましょう。




  玄米         白米

・舌触りが劣る    ・舌触りがよい

・栄養価が高い    ・栄養価低い

・生きている     ・死んでいる

・酸化しない     ・酸化する




玄米は人間に必要な全ての栄養素を持っています。

ですから、玄米だけ食べていても栄養失調にはなりません。

健康で過ごすことが出来ます。