「色即是空」(しきそくぜくう)という言葉は、「般若心経」(はんにゃしんぎょう)という、お釈迦様が説いたとされるお経の中の言葉です。


「色」とは目に見える「3次元の物質」のこと、「空」とは目に見えないけれど「色」と表裏一体の「情報とエネルギー」のことと説明してきました。


人間の肉体は物質です。

この肉体をよく観ますと、臓器や組織が結合して出来ていることが分かります。


1つの臓器は細胞が結合して出来ています。

1つの細胞は各種のタンパク質が結合してで出来ています。

1つのタンパク質はアミノ酸が結合して出来ています。

1つのアミノ酸は炭素原子や水素原子が結合して出来ています。

1つの原子は電子、陽子などの素粒子が結合して出来ています。


このように大きい物は小さい物がたくさん集まって結合したものになっています。

原子から肉体まですべて相似形となっているのです。


細胞には「遺伝子」という設計図がありそれによって人体は作られているといわれています。

色即是空的に言えば、遺伝子そのものが設計図ではなく、遺伝子と表裏一体にある「遺伝子情報」が設計図なのです。


細胞よりも小さいものには遺伝子はないのでしょうか?


大きい物から小さいものまで相似形ですから、小さい物の遺伝子は小さくなって存在するはずです。


私は、原子の遺伝子は「電子」だと考えています。

電子は情報やエネルギーを運ぶ物質として存在しています。

今、使っているパソコンや携帯電話は電子を使って情報通信し、電子を使ってエネルギーを運んでいます。


遺伝子情報は「空」の世界にあります。

細胞の遺伝子も、電子もともに「空」の世界の情報とエネルギーを伝える役割を果たしているのです。


さて、人間より大きなものに目を向けてみましょう。

地球は、人間をはじめさまざまな生物と鉱物、水、空気などが結合して出来ています。

太陽系は太陽、惑星、彗星などが結合して出来ています。

銀河はたくさんの太陽系が結合して出来ています。

大宇宙はたくさんの銀河が結合して出来ています。


やはり、相似形となっていますね。