人生を生きていく中で、人との関わりを持たず、単独で生きているときは、煩悩を出すことはないが、菩提心も育むこともありません。

このような時間は少ないのです。



寝ている時間以外は、ほとんど人とのかかわりの中で生きています。

煩悩は人とのかかわりの中で出やすく、菩提心で関わることはごく少ないものです。



煩悩はどのような時出やすいのでしょうか?


相手が煩悩でかかわってきた時、例えば、心にカチンと来た時、グサッと来た時、お世辞を言われたとき、期待はずれのことを言われたときなどです。


カチン、グサッ、・・・ときたときにはすでに煩悩が発動してしまった時です。


この段階で思い留まり、煩悩を止めるように、菩提心を強く念じ発動させなければなりません。



電光石火のごとく動く心の瞬間を捉えて、「煩悩よ!ちょっと待て」「菩提心で受止めよう」と切り替えることができるようになることが必要です。


これは簡単にはできません。できるようになるまで訓練するしかありません。



日々、人とのかかわりの中で、煩悩で受止めたり、煩悩で発信したりしていないかを、常に観る「心の監視」をもう一人の自分に行わせる訓練を積んでいきましょう。

そして、菩提心で生きる経験を積んで生きたいものです。



そうすればきっと身の回りが光転循環を起こし始めることでしょう。