試練が訪れた時、いつもの気持ち「煩悩」が自然に働きます。
煩悩は、いつの間にか、気が付いたら自分の心に宿っていました。
煩悩はどのようにして心に宿るのでしょうか。
生まれたての赤ちゃんの心は、真っ白で煩悩のかけらもありません。
私たちが人生を始めますと、真っ白な心に多種多様な情報、価値観が流れ込みます。
それを3つの「ち」といいます。
①両親から流れ込む「血」・・・両親の子育てにより価値観が作られていきます。
②生まれ育った土地・地域の環境から流れ込む「地」・・・日本人の考え方、関西人の考え方など地域による価値観が作られます。
③時代から流れ込む知識という「知」・・・生まれ育った時代により、価値観は変わります。江戸時代は「あだ討ちは美徳」とされていました。第二次大戦中は、「国のために命を捧げることは美徳」とされていました。
この3つの「ち」が人間の考え方「いつもの気持ち」を生む環境を作っているのです。
ホリエモンの「お金さえあれば何でもできる」という、いつもの気持ち、
村上ファンド「お金儲けしてなにが悪いの」という、いつもの気持ちを3つの「ち」が作っていったのです。
試練を乗り越えることは、煩悩を乗り越えることとともいえます。
人間は、魂願を果すために、乗り越えるべき煩悩を作ることから出発しているようです。その煩悩を作り出すために最適の両親、最適の地域、最適の時代を選んで生まれてくるのです。