日本の食糧自給率は40%(カロリーベース)しかありません。

主食用のお米以外は輸入に頼っている状況です。

特に、小麦(14%)、大豆(5%)の自給率は低いのです。(農水省資料より)

小麦を使った食品のパンや麺類は大部分が中国産・アメリカ産です。

大豆を使った食品のみそや醤油はほとんどが輸入に頼っています。

最近は、「地産地消」という言葉をよく耳にします。

地元で摂れた食材を地元の人が食べるということです。

「地産地消」には2つの優れた特性があります。

1つには、健康面から、

人間と同じ気候風土の中で育った作物は、その地域に合った栄養素を多く含みます。

また、収穫地が近いので、朝摂れた食材をその日の夕食には新鮮な状態で食べられることも健康に良いことです。

2つ目は、エコロジーの面から、

遠くから食材を運ぶには、船、飛行機、トラックなどで運ばなくてはなりません。

遠ければ遠いほど運送用の燃料をたくさん消費しますので、CO2排出量が増加します。

地産のものは燃料消費を少なくすることができますのでCO2排出量削減につながります。

どの範囲を地産と呼ぶのでしょうか。

これは作物によって多少範囲が異なるように思われます。

米、麦などの穀物、大豆、小豆などの豆類のように長期保存が出来て劣化しないものは

国産(日本中)であれば地産といえます。

その他の食材は「気候風土が同じ地域」で摂れたものを地産と考えます。

「地産地消」は理に適った食事です。

健康面でも想像以上に効果があるものと思います。

輸入品より多少高価でもこのような食材を食べることをお勧めします。

多くの人が「地産地消」にこだわるようになれば、地元の農業は活性化していくでしょう。

農業が活性化してくれば、若い人たちが農業を始めることが出来るようになるでしょう。

「地産地消」はこれからの日本のキーワードだと思います。