肉体の疲労は体を休めれば回復しますが、

心の疲労はそう簡単には回復しません。

しかも心の疲れはさまざまな病気を引き起こす基となっています。

うつ病、自律神経失調症、パニック障害、不眠症、

めまい、耳鳴り、肩こり、慢性胃炎、胃潰瘍・・・

心と体は密接に結びついています。

心の状態によって、脳から分泌されるホルモンが、体に影響するからです。

これにより、交感神経と副交感神経のバランスもコントロールされます。

例えば、心の状態が「怒り」の感情に支配されたとき、

脳からはノルアドレナリンが分泌されます。

ノルアドレナリンは、体を臨戦体制に入るように、心臓の鼓動を早め、

呼吸を浅く・早くし、血管を収縮させます。

戦って相手を倒すには必要なことです。

しかし、肉体にとっては、かなりきつい状態を作るわけです。

しかも、そのエネルギーを発散することなく、留めておくと、

ノルアドレナリンは「怒りの毒」となり、自らの肉体細胞を痛めることになります。

心の波動も、心に「怒り」のひずみを作ります。このひずみがストレスとなるのです。

心のストレスを癒すには、薬では難しいのです。

ですから心を癒すことが必要になります。

海や山の自然の中でのんびり過ごすこと、

犬などのペットを飼う、

趣味に没頭するなどです。

しかし、のんびり過ごす時間が無い、ペットは好きでない、

趣味などない人もいらっしゃるでしょう。

むしろ、このような方が病気になりやすいのです。

このような方は、カウンセリングを受けられることも一つの方法です。

忘れてはならないのは、「ストレスは自分で作っているもので、

他人から与えられるものではない。」ということです。

自分で作っているのですから、自分で消すこともできるし、

ストレスを作らないようにすることもできるわけです。

ストレスを作らないようにするには、「プラス思考」に徹することです。

「プラス思考」とは、「自分の身に起こる全ての出会いと出来事は、

自分にとって必要なことであり、自分が望んでいたことであり、

自分にとって最良のこと。」と受止めることです。

このような心境には簡単にはなれませんが、

いつも「プラス思考」を意識しているとだんだんできるようになってきます。

つまり、「プラス思考」は最も優れた健康法でもあるわけです。