人は、一人ひとり違った人生を歩んでいます。
その人の価値観は、その人の歩んできた人生によって作られていきます。
ですから、1億人の人がいれば、1億通りの価値観が生まれるのは自然のことです。
人とお付き合いをするとき、相手は自分とは価値観が違うことを当然のこととしてお付き合いするか,価値観の会わない人とはお付き合いしないと決めてかかるのとでは、その後に大きな開きとなって現われてきます。
だれとでも普通にお付き合いでき、多くの方から好かれる人は、価値観の違いを認め、むしろ価値観が違うからこそ、人とのお付き合いを楽しむことができるのです。
自分の人生で作り上げた狭い価値感に執着し、自分の考えが絶対正しく、それ以外の考えは否定するようであれば、お付き合いできる人はごく少なくなってしまうでしょう。
すぐに人を批判したくなる方、自分が批判された時、反発したくなる方は、まだまだ価値観の違いを包容できないからなのではないでしょうか。
自分の価値観を受止めてほしいのなら、まず、相手の価値観を包容しなくてはなりません。相手の価値観の違いに反発するから、相手も自分の価値観に反発するのです。
価値観を包容するとは、相手の価値観をすべて認めるということではありません。
「この方は、このような考え方をする方なんだなあ。」と受止めるだけでいいのです。
たとえば、自爆テロをしようと思う人は、自分の家族や仲間のために、命をかけて守りたいと思っている人です。まず、その価値観を受止めましょう。
けれども、手段として自爆テロを選択したことは認められないことです。
自爆テロによって、新たな苦しみ、悲しみ、憎しみが生まれ、何一つ喜びは生まれないからです。