(つづき)
産業界の猛反発があることは容易に予測されることです。
彼らの意見もけっして間違っているわけではありません。
エネルギー消費を抑えると生産量が減少し、GDPが減少します。
経済はマイナス成長となり、倒産企業が続出、
税収も激減して日本は経済破綻する可能性が高いのです。
そうなれば、子や孫の時代の前に私たちが生きていけなくなる、
と言うものです。
「生きていくにはお金が必要」という考え方です。
確かに、資本主義経済の仕組みの中ではお金は重要です。
しかし、その資本主義経済の仕組みを作ったのは人間です。
その仕組みを変えていけば済むことです。
世界には、お金がなくてもちゃんと生きて平和に暮らしている人たちがいます。
その人たちに学びましょう。
お金は、印刷された紙切れであることを忘れてはなりません。
その紙をルールに基いて利用しているだけなのです。
例えばアメリカが、そのルールを守れなくなったとしたら、
ドル紙幣はたちまち印刷された紙になるのです。
これからの課題は、エネルギー消費量30%以上の削減と、
マイナス経済成長でも生きていける世の中の仕組みを
両輪で進めていかなくてはなりません。
(つづく)