性別、肉体的ハンディキャップ、両親・兄弟をはじめ出合う人々、遭遇する出来事、
など、自分の意思ではどうすることもできないことを「宿命」と言います。
宿命というのは、この人生を歩む上でのさまざまな「条件」とも言えると思います。
「宿命」という言葉はあまり良い意味では使われないことが多いように感じます。
「宿命だからしかたがない」「宿命の対決」「自分の宿命を恨む」などです。
私たち人間は、この世で自らの魂を成長させるために生まれてきたのですから、
楽で快適な人生を歩む人は一人もいません。
「宿命」が人生の「条件」である以上、楽を求める気持ちがあれば、
そのような捉え方をされるのもやむをえないかもしれません。
しかし、「プラス思考」で「宿命」を捉えるならば、人生を歩む上での「条件」には、
一つとして無駄なものはなく、全てが「必要・必然・ベスト」なのです。
宿命は、自分の魂が成長するために「必要・必然・ベスト」の条件を、
天から与えられていると考えるのが正しい見方のように感じます。
人生において、自分の使命を果すことができた時、
「この宿命があったからこそ、この使命を果すことができた。」と
分かるのではないでしょうか。
であるならば、「自分の宿命を恨む」を「自分の宿命に感謝する」に、
「宿命の対決」を「宿命の出会いによる学び」に
「宿命だからしかたがない」を「宿命だからこそ自分とって必要なこと」
と捉え方を変えることができるのではないでしょうか。
このように「宿命」の捉え方を変えることができたとき、
人生における苦しみが、楽しみに変わっていくことと思います。