「浄瑠璃の鏡」のお話をご存知でしょうか。
私たちがあの世に帰った時、最初に行うことは、
この世で思ったこと、行ったことの反省なのだそうです。
その時に使うのが「浄瑠璃の鏡」なのです。
「浄瑠璃の鏡」は、この世での諸行、や心に思ったことまで全てのことを
包み隠さず映し出す鏡なのです。
現代風に言えば「ビデオ再生装置」です。
私たちはその「浄瑠璃の鏡」の前に立って、今終えた人生をつぶさに見直し、
1つ1つの思いや出来事を丁寧に時間をかけて反省していくのです。
この反省を基に、次の転生の計画を創っていくのです。
こうして見ますと輪廻転生というものは、
PDCAの大きなサイクルを回していることに気づきます。
P:Planはこの世に生まれる前の計画作りです。
D:Doはこの世での人生そのものです。
C:Checkは「浄瑠璃の鏡」の前での反省です。
A:Actionは反省を基に次の転生の準備をすることです。
一説によると、「浄瑠璃の鏡」は閻魔大王の前にあり、
あの世に帰ってきた人が、この世ではたらいた悪行を映し出し、
地獄行きか天国行きかを決めるために使われる鏡なのだそうです。
いずれにしましても、この世では、人を騙すなど悪行をはたらいたり、
人を憎んだり、恨んだりせず、真正直に生きていくことが人の道なのだと思います。
「真正直に生きる」ことは簡単ではないけれど、
いつもそう生きたいと願って、この人生を歩んでいこうと思います。