人生において、同じような苦難が形を変えて何度も繰り返し訪れるのは、

いつもと同じ気持ちで、やっぱり今回も苦難を乗り越えられなかったという結果を生み出すからなのです。

例えば、会社の上司との人間関係がうまくいかず、いつも苦しんでいたとしましょう。

本当は、その上司との関係を信頼関係に改善していくことが苦難を乗り越えることになるのですが、「私は悪くない。上司が悪い。」と思っている以上改善は不可能です。

そこで、「こんな職場にいたら辛くて我慢できない。」という思いから、会社を辞め、

新しい会社に転職します。

始めは、スムーズに行っていた人間関係も、また、うまくいかない先輩や上司に巡り合うことになるのです。

このように何度も同じような苦難が訪れるのは、

これを乗り越えて魂を成長させていきたいと願っているからだと思います。

人間関係の不和という苦難はとても大きな苦しみを伴うものです。

いつもの気持ちが、このマイナスの現実の人間関係を生み出しているとしたら、

いつもの気持ちがマイナス発想だからです。

相手に対してどう思っているのか、つぶさに点検していくことが必要です。

「こんな人は不幸な目に会えばいいんだ。」「こんな考え方の人とはいっしょに居たくない」

このようなマイナスの思いが心を支配してはいないでしょうか。

人の心は言葉に出さなくても、波動となって相手に伝わるものです。

このような「マイナスのいつもの気持ち」を「プラスの気持ち」に

変えていくことが必要です。

相手を許し、相手を認め、相手に感謝する気持ちを育んでいくことに努力が必要です。

人間関係の不和による苦しみは、相手から与えられるものではなく、

自分自身の「いつものマイナスの気持ち」が生み出していること。

最近ようやくこのことが分かりました。