「後智恵」というのは、反省と改善のための手法です。
何か問題が発生した時、1つのイベントやプロジェクトが終わった時、
自分の行動と結果について分析します。
一般的に言う分析と違うところは、「自分の心の内」を分析することです。
問題が起きて、対応して、うまくいったとき、なぜ、うまくいったのか、
その時の心の動きを観るのです。
その問題について感謝の気持ちが湧いてきたことがうまく対応できた原因。
なぜこのようなときに感謝できたか。
毎日10の自問自答で「全ての人に感謝の気持ちを持てたか。」が事前にできるようになったからではないか。
問題の対応がうまくいかず解決まで必要以上の時間がかかってしまった時、
その問題を「すぐ解決できる」と侮って、後回しにしてしまったこと。
その問題によって影響を受ける方の立場に立って考えなかった。
言わば、他人事のように観てしまった。
このような心の分析を行ってみると、心はいつも一定のパターンで動いていることが分かります。
そして心が、「侮り、怠惰、不満、傲慢」の状態にあるとき、悪因となり、暗転の現実を生んでいきます。
心が、「感謝、共感、慈悲、愛」の状態にあるとき、善因となり、光転の現実を生んでいくのです。
後智恵の改善とは、心のあり方を変える事です。
悪因を善因に変えていくことです。
こうして文章で書けば「そんなの当たり前じゃないか。」といわれるかもしれません。
しかし、心を変えていくことほど難しいことはないのです。
分かっていてもなかなか変えられないのが、心の「思考パターン」なのです。
だからいつも同じパターンの失敗を繰返しているのです。