毎日をしっかり生きていくための、10の自問自答の2番目の問いは、

「人の話を正しく聴けたか?」です。

「話を聴く」聞き方には3段階のレベルがあります。

1.「聞く」ただなんとなく聞く、ぼんやり聞く、言葉の表面だけを聞く、

相手に対する先入観や、印象に囚われたままに聞くので、

相手の本当の心に達することができない聞き方。

2.「聴く」先入観を外して、事実に基いて正確に聴こうとする。

相手の言っていることを自分事として聴き、相手の気持ちを察する聞き方。

3.「訊く」相手の言葉、表情などのもっと奥にあるその方の心の痛み、訴え、喜び

その中にある輝きまでも「受け止めさせていただきたい。お訊ねしたい。」と

相手の心に出かけていって訊ねるように訊く聞き方。

正しく聴くには少なくとも「聴く」ことをする必要があります。

できるだけ「訊く」ことを心がけたいものです。

3つのレベルをお読みいただきますと分かると思いますが、

1のレベルは傲慢な聞き方です。2のレベルは素直な聴き方です。

3のレベルは謙虚な聞き方です。

正しく聴くためには謙虚さがなくてはなりません。

相手が傲慢な言い方をされると、

ついこちらも相手に合わせて傲慢な聞き方になりがちです。

たとえ相手が,子供でも、嫌いな人でも、謙虚な気持ちで訊くことを心がけたいものです。

毎日をしっかり生きていくために正しく聴くことは大切なことと思います。