煩悩(ぼんのう)は仏教用語です。
私の心の中には人間愛に満ちた本当の自分と、
自己中心的で、エゴイストなもう一人の自分がいるようです。
人間愛に満ちた自分は菩提心を持ち、エゴイストな自分は煩悩を持っています。
煩悩は事あるごとに心の中でつぶやきます。
「そんなことをすると損するぞ!」
「そんなことに関わりたくない。見て見ぬ振りをしろ。」
「今日やらなくてもいい。明日やればいい。」
「私は正しい。悪いのはそっちのほうだ。」
このように煩悩はいつでも出てきて、あたかも正当であるかのごとくつぶやき、
事態の解決を妨げ、人間関係を悪化させ、苦しみの現実を作っていきます。
本当の自分は、事態を解決し、人間関係を絆で結び、
喜びの現実を作っていきたいのに。
ようやく、私の心の中の煩悩の正体が見えてきました。
止観(しかん)という方法で、自分の心を掴めるようになってきたのです。
いままで当たり前・常識だと思っていたことが、
実は煩悩のつぶやきだったことが分かりました。
「あぁ!このつぶやきのために、同じ失敗を繰返していたんだなー。」
1つのつぶやきを発見するたびに、気持ちが晴れ晴れとしてきます。