【読了】『社会的共通資本』


最終章の「第7章 地球環境」まで読み終えました。

『社会的共通資本』宇沢弘文 著
岩波新書 (2000.11.20.)

▶ 自然環境(地球環境)とは何か
具体的には「森林」「草原」「河川」「湖沼」「海岸」「水」「地下水」「土壌」「大気」などを云います。

自然環境は、人間をはじめとする生物が存在するために欠くことの出来ない役割りを果たしています。

問題は、聖なる存在から市場的な財へ。

▶ 環境と経済の関係
1960年代から1970年代にかけて世界的に拡がりをみせた公害問題。

1980年代の終わりごろからの地球温暖化
『社会的共通資本』を読む③にメモりました。

▶ 読後感
この本で宇沢さんが主張したいテーマは、人々が暮らしていく上で必要な聖なる領域の存在が、市場的な財として利用されている。
特に、最終章の「地球環境」について。

全体としてのキーワード:定常社会