「伝える」ことば
文章は、読んでもらうもの。
いい文章でなくても伝わる文章を書く。

『日本語の作文技術』
本多勝一 著
朝日文庫 (1982.01.20)

広告のコピー(CM)の制作に携わっていた時期があった。(流通の販促部門)
その時、いろいろな文章作法の本(主に文学系)を漁っていたら、ある方から紹介された。

▶ 文章には、文学的記述と事実的記述がある。
目的は ただひとつ、読む側にとって わかりやすい文章を書くこと。これだけである。(p.10)

この一文に感銘を受けた。

また▶ 修飾する側と される側との繋がりが明白ではなく、幾とおりにも解釈できる悪文。(p.28〜p.72)

今でも時折 読み返している。

次に

『名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方』
鈴木康之 著
日経ビジネス人文庫 (2008.07.01)

▶ “はじめに” の章の「文章は書くものではない、読んでもらうものである。」で始まる。

▶ ポイントは「書き上手になろうと思うな。聞き上手になれ。」そうすれば、自ずと読む人(受け手)の気持ちが測れる。

最後に、言葉の現在形(現在進行形)をウォッチしてみる

『ブレーン』2018.10 vol.699

いかに「伝える」か!?
どうしたら「伝わる」か!?
今でも自問自答しながらの毎日です。