本の読み方に
精読、多読などとならんで「つん読」と云うものがあることは、昔からよく言われています。
本棚や机の上に積んでおくのではない。
一度 読んだ本を積んでおく。
(発酵させる)
そして、しばらくして再び読み返す。
「読書ニ遍」
『知的生産の技術』
梅棹忠夫 著
岩波新書 (1969.07.21初版)
2015.06.26 改版
次に、しっかりと読む「精読」
はやく読む「速読」外国語の原著を読む「解読」難しい本を読む「読破」などが紹介されている本。
中には、新聞・雑誌の書評をよむ「書評読み」なども紹介されています。
『読書術』
加藤周一 著
岩波現代文庫 (2000.11.16)
この本は、1962年10月に光文社より。1993年に岩波書店の同時代ライブラリーから出版された息の長いロングセラーです。
最後は『THE21』2018.10 vol.407
〔step1〕この本から何を学びたいか仮設を立てる
〔step2〕本に書かれている事を鵜呑みにしない (なぜ?と云う疑問)
〔step3〕著者の要約的文章を探しながら読む
〔step4〕同じ分野で異なる切り口で書いてある本と併読する
〔step5〕読んだ本を要約する
3冊の本から、基本は「能動的に読むこと」ですね。
あらためて、認識しました。