継母の足が大変に弱りましてえーん

コロナに感染しないように、家族に迷惑をかけないように、真面目に真面目に外出自粛をして、じーっと家にこもっておりました。

今年は夏も酷暑で、さらに外出しませんでした。

コロナで、体操もお稽古も、いろいろな事が中止になって、人と話す機会も減りました。

要支援1で、週に一度のヘルパーさんも、一年たったところで自費扱いになると言われ、利用をやめる事になりました。

独居の継母は、人に会う機会が減りました。
ちょくちょく上京していた姉も、コロナで上京を控えていました。

お彼岸の時、一緒にお墓参りに誘った時、なんとなく最近体調がすぐれない、と知りました。

お墓参りの時、少し足元がおぼつかない時がありましたが、食欲もあり、元気そうにしていました。

この一月半で、外を歩くと前のめりになったり、気分が悪くなって、あちこち受診しましたが、どこも悪くありませんでした。

地域のケアマネに訪問してもらい、デイサービスなどの手配を頼みました。訪問マッサージや、訪問診療もお願いし、近日中には始まる予定です。

ケアマネの話では、自分の不甲斐なさに涙ぐんだりするようです。

いつも、洗い物をしながら、鼻歌がでる継母でした。

どこも悪くないので、高齢者の軽い鬱状態かもしれません。コロナ鬱なんていう言葉もあるように、自粛を続け、人との接点が減り、外出自粛によって筋力低下し、体調がすぐれず、その事で気分が落ち込んでしまい、ますます外に出られず筋力がおちる…負の連鎖です。

家族の迷惑にならないため、必死に自粛していた継母、こういう状態になってしまったのは、誰も悪くありません。
電話の声も、暗くなりました。

ちょうど仕事で継母のところに行かれないワタシの代わりに、夫と息子が行ってくれました。

顔を公表できなくて残念ですが、とっても穏やかな笑顔がそこにありました。

家の近くの池上本門寺、2キロほどの距離を、ゆっくりとお散歩してきたそうです。

夫と息子、ヤローばかりのイカツイお供相手に、ずーっとお喋りを続けていたそうです。

きっと、人恋しかったのでしょう。

誰か何一緒の安心感と、お喋りしていることで気分が紛れて、ゆっくりながら無事にお散歩ができたそうです。

ありがたかったのは、夫も息子も、少しもイヤがらず、むしろ楽しみながら付き合ってくれたことです。
息子は、いろいろあったのですが、そういうところはホントにピュアラブ

この一年、実母夫婦の癌発覚、手術、やっと特養入所、そして夫の母が亡くなり…とめまぐるしく、継母の事は気にしながら、何もできていなかったと反省ショボーン

少し筋力や自信がつくまで、マメに訪ねようと思います。

コロナ…ホントにいろいろな変化をもたらします。
でも、そのおかげで、少し家族の距離を縮めたり、ありがたさを感じさせてもくれます。

コロナに負けない、コロナと共生。
今の状況のなかでも、心穏やかな日々をおくれるように、工夫したいと思います。