四季折折の素敵な景色も素晴らしいですが、

石垣大好きな私としては、
冬は城攻めのベストシーズンです(*´∇`*)
理由は、いい感じに葉が落ちてしっかり石垣が見えるし、山城は登山ですから、虫も少ないのです。

今回は、
龍野城を紹介します。

兵庫県たつの市にあります。
JR本龍野駅からも歩いていけます。

立派な城門。
これは期待大。


しかし、これは、移築されたあとの龍野城です。
歴史資料館もありますよ(≧∀≦)



本番はここから。
赤松氏の頃からのホントの龍野城はこちら。
登山道があります。
遭難の危険があるため、必ず登城口近くのBoxからルート案内図を手に入れましょう。
滑らない靴と身軽な格好で。

道なき道をひたすら登ります。

30分程でしょうか、急な道を登ると、
削平地があらわれます。
こちらには、兵糧や武器庫があったようです。

そこからさらに急な坂道をあがれば、
二の丸が見えます。
山中にわりと広めな平らな場所があります。
最終防衛地の空気が漂います。

本丸までのラストスパートです。

これはすごい。石垣が綺麗に残っています。
勝利の神様八幡様を祀っていたようで、八幡跡には石畳が残されています。


めっちゃ、達成感(≧∀≦)


本丸から下るには、来た道を戻るほかに、
紅葉公園に向かう下り道があります。
来た道はかなりの急斜面でしたので、紅葉公園側におりました。
石灯籠は、目印になりますね。

戦国時代、当時の龍野城は、こちらのなだらかなルートが表だったようです。
お城の遺構が随所に残っていました。

総括としましては、黒井城程ではありませんでしたが
急斜面がかなり危険です。
兵糧や武器庫を落としてから最短で龍野城をおとすには登城口からの急斜面から攻めるべきかとは思いましたが、これがなかなかハードです。

龍野城は、城下町に三木露風の生家跡があったり、
童謡でつかわれてる「カラタチ」が保存されていたりと、文化面でもなかなかみどころがあります。


関西では定番の東丸醤油、
東丸の醤油資料館も是非(≧∀≦)

少し足を伸ばせば、
奈良時代の僧侶行基が開いた室津港があります。
室津は、漁港でもあり宿場町でした。
漁港あるとこには、醤油あり(≧∀≦)

今回はグルメに出会えなかったのですが、
龍野の深いぃ文化や歴史で満腹になりました(≧∀≦)