先日、うちのセミナールームで「グローバルスタンダードの仕事ルール」講座のデモセミナーを開催しました。
講師はロンドン生まれの日本人バイリンガル、川中幸三さん。
シリコンバレーのIT企業で約10年間、営業としてバリバリ働いていた方です。
そんな経歴とは裏腹に、とても物腰の柔らかい方で質問が飛び交うアットホームな雰囲気になりました。


南森町OLのブログ(人事コンサルティング会社)
<丁寧に質問に答えてくれる川中さん>


日本人の目線から、グローバルな働き方を教えてくださり、たくさんの気づきがありました。

例えば、「sorry」は極力使わないということ。
聞いたことはありましたが、それは「sorry」をたくさんは使わない程度だと思っていました。
が、実際は想像を超えるものでした。
納期が遅れてかんかんになっている取引先の元へ、上司と一緒に会いに行ったときにも、「sorry」とは言わずに「Thank you」と言うそうです。

これは驚きました。では何と言うかというと、謝るのではなく「納期の遅れを取り戻すために、社員一丸となって働いています。待っていただき感謝します。」とお礼を伝えるのです。
「sorry」を使うと、揚げ足をとられてしまうそうです。(賠償金を請求されたりetc...)
日本人の感覚からすると、「簡単にsorryと言ってはいけない」と言われてもここまでは想像がつきません。

また、具体的な交渉の仕方を聞いても日本人にはない発想で、知らなければ相手の意のままだなと感じました。

やはり、実際に経験をされている方のお話はとても説得力があります。
講師の川中さんは、グローバルスタンダードの仕事ルールを体で覚えるまで一年半かかったそうです。
頭では分かっても、実践するには相当大変だいうことが分かります。

今後はプログラムに交渉のワークを取り入れたりと、より実践的なものに改良していくとのことです。
外資系企業や商社の方は特に、すぐに実践できる学びが多いと思います。

今後のセミナー内容がますます楽しみです!

南森町OLのブログ(人事コンサルティング会社)
<優しいだけではなく、熱さも持ち合わせる川中さん>

川中さん、どうもありがとうございました。


◇アンケートの一部を紹介します。

南森町OLのブログ(人事コンサルティング会社)

南森町OLのブログ(人事コンサルティング会社)

南森町OLのブログ(人事コンサルティング会社)

南森町OLのブログ(人事コンサルティング会社)