本を読むと、こんな表現をよく思いつくなぁと思うことがよくある。
表現の巧みさに「目から鱗」というよりは、感覚の表し方に、その人が現れているのが面白い。
そもそも言葉を知らない。
そのことを自認している私にとっては、もう書くのをやめようかなと思うこともよくある。
だけど
言葉は難しい熟語や単語を知ることではないんだと気が付いた。
「母の日」に、「母」という言葉一つの中に一人ひとり違う「母」がある。
この文字は入り口であって、その奥深く無限に広がる「母」の世界がある。
面白いと感じる表現は、その各々の世界がすっと読み手に伝わるのだ。
静かな雨の日
私のどの世界を掘り下げてみようか。