延段の石貼り
今日は、本業の植木屋の仕事のことをちらりと。
ふだんの仕事としては、お庭の手入れはもちろん、
新しく庭をつくったりもしますし、
もともとあるお庭をちょこっとリフォームしたりすることもあります。
今日は「リフォーム」のお仕事でした。
もともとあった玉石の延段が歩きにくいとのことで、
ちょっと貼り直してみました。
もともとはこんなかんじでした。
一回全部の石をはずしてから、
ミカゲの板石を使って、歩きやすくしてみよう!ということで、
で、はずした玉石を組み合わせます。これは途中段階。
完成形はこれです。
足下に気をつかわずに安心して歩ける部分をつくるということと、
見た目のおもしろさと、
両方のバランスを考えたら、こうなりました。
周りに土を入れて、できあがりです。
今日はモルタルを固めるため、このまま養生しておきました。
石を貼るのって、おもしろいんです!
ある石の形を見て、
どれとどれをどの向きで組み合わせるとなじむか、というのを
その場で判断して貼っていく、というのが楽しい!
今回は玉石なので目地が大きめですが、
もっと厳しく目地をつめなくてはいけない場合(丹波石など…)は
ものすごく頭をつかいます。
ただ形を合わせるだけではなくて、メリハリというか、リズムが大事なので、
これはもう、仕事だか遊びだかわからなくなるくらいおもしろいですよ。
まあ、そんなえらそうなことが言えるほどうまくはないんですけどね…。