ぐんま百名山ブログを
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ありがとうございます。

群馬県南牧村の「富士浅間山」
(ふじせんげんやま)、
南牧村が作成している
トレッキングガイドによると
「踏跡があまりありません」
と書かれてるマイナー低山。
YAMAPでも
ルート表示はありません。
(※登ったのは2024年4月中旬)


山の東、小塩沢の集落方面の
車で進める終点からスタート。
駐車スペースには、
巨大な落石あり(苦笑)。



登山口の表示はありませんが、
登りはじめは
作業道らしき道があります。
  


すぐに荒れた道に(笑)。



沢を何度か渡りながら
沢沿いを登って行きます。



不明瞭な道ですがピンテあり。



土砂流出防止のための
防災治山事業の堰堤。



治山堰堤が何基も続きます。
  


堰堤ゾーンが終わって
杉or檜林の斜面。



植林を抜けて開けた場所に。



踏み跡は薄いけど
ピンクテープはあります^^。
  


広場のような場所に到着、
古い石垣があります。



この石垣は何だろう、
古い治山関係施設かな・・?
それとも林業関係の施設?



「焼山峠」に到着(^O^)/。



東を見ると奥に「四ッ又山」。
写真の右の尾根に登るため、
作業道を進んで
登れそうな場所を探します。



黒滝山の観音岩から続く
「幕岩」の断崖が目の前です!



右に登れる場所を探して
作業道「トヤ坂線」を進みます。
  


この作業道標柱の辺りから
なんとか登れそうです。



かなりの急登ですが
ピンクテープもあります^^。
  


尾根に登って更に急登・・。



とりあえず上を目指します。



植林帯を抜けて明るい尾根へ。



あとは緩やかな尾根道^^。



ミツバツツジがちらほらと^^。



尾根といっても
眺望は木々の間から(笑)。



山頂手前の最後の登り。
  


山頂の石祠が見えてきました。
ここまで登山口表示も道標も
全くありませんでした。



南牧村の「富士浅間山」の
山頂に到着(^O^)/。

全国に「富士山」や「浅間山」と
名が付く山は沢山あっても
富士と浅間の両方付くのは
地形図上ではここだけらしい。



南牧村の「富士浅間山」898m、
別名は「月形山」。
昭和30年の市町村合併で

南牧村になる前の旧「月形村」
に由来すると思われます。



三等三角点、名称「千軒山」。



南の大日向地区を向いた
やけに上向きの石祠と、
西の六車地区を向く石祠。
屋根の形も違います。
  


山頂は木々に囲まれて
眺望はありません。

これは東方面。



こちらは南東方面かな?(笑)。



たぶん南方面・・・。



「富士浅間山」の山頂は
眺望も花も無いので、
尾根続きの先を下って
810mピークに行ってみます。
  


ピンクテープもあります。



尾根上にテレビアンテナ、
今は使われてないようです。



尾根をひたすら南に^^。



下った先にミツバツツジが
見えてきました。



ここから先は

ミツバツツジのゾーン^^。



写真だと分かりづらいけど
急な下りです。
帰りはここを登り返し(笑)。
  


東の方に「稲含山」が見えます。



あとは平坦な尾根道^^。



蕾も多いのでまだ楽しめそう。



濃いピンク色のミツバツツジ。
  


さらに尾根道を進みます。



810mPが見えてきました。



ここはアカヤシオゾーン^^。



810mPのアカヤシオ(^O^)/。



アカヤシオ(ヒトツバナ)は
南牧村の「村の花」です。
  


ミツバツツジに比べて
薄いピンク色のアカヤシオ。
   


この先の展望岩に進みます。



展望岩からの眺望、
西北西方面には「大屋山」。



西南西方面には正面に
「大岩」・「碧岩」の岩峰^^。



南西方面には「三ッ岩岳」。



南方面の奥には
「天狗岩」から「烏帽子岳」等の
南牧村と上野村の境界尾根。



「富士浅間山」から
南に続く尾根を往復^^。



南牧村のマイナーピーク、
完全貸し切りで誰にも会わず、
アカヤシオを楽しめました。

最後までご覧いただき
ありがとうございました。