ぐんま百名山ブログを
ご覧いただき
ありがとうございます。
ぐんま百名山の「嵩山」789m、
読み方は「たけやま」です。
古くから祖先の霊魂を祀る
神聖な霊山として
信仰されてきました。
(※登ったのは2023年12月下旬)
道の駅「霊山たけやま」の
駐車場に登山口があります。
駐車場から見上げる「嵩山」、
なかなかの岩峰です。
二つの登山口があり周遊可能、
表登山道から登り
東登山道で下ってきます。
ここが表登山道の登山口。
ここから小天狗~中天狗
~大天狗と廻る予定。
昔からの信仰の山なので、
ハーケン等を打っての
ロッククライミングは
禁止されています。
明るい南面側の道を
登って行きます。
標高634m地点、
スカイツリーと同じ高さ・・。
ここからは見えませんが(笑)。
撮影ポイントの看板、
季節、時間、天候限定で
この先の木に
ハート形の影が見えるらしい。
最初のピーク「小天狗」の前に
展望台方面に寄り道。
四阿風の展望台に到着。
展望台という割には
木が多くて眺望は今一つ(笑)。
戻って「小天狗」に向かいます。
ここは「休石」、
名前の由来は??
ここにも岩登り禁止の看板。
気持ちの良い道です^^。
「天狗の広場」に到着、
右に行くと「大天狗」方面、
最初に左の「小天狗」へ。
「小天狗」方面への道標。
下の「四・五番」の表示は
三十三観音の位置を示すもの。
全部回るのは大変そうなので
今回は早々に諦めました^^。
岩場を登って小天狗ピークへ。
嵩山「小天狗」に到着(^O^)/。
「小天狗」の標高は
YAMAPによると721m。
山頂からは、ほぼ360度の眺望。
西北西方面、右下に見えるのは
次に向かう「不動岩」。
こちらは北北西方面、
遠くの雪山は
「草津白根山」や「白砂山」?
北方面、見えてるゴルフ場は
美野原カントリークラブかな?
東方面には、
「子持山」や「小野子山」。
こちらは南方面、
逆光ですが「榛名山」。
南南西方面、
奥の方に「妙義山」が見えます。
南西方面には「浅間隠山」と
雪を冠した「浅間山」^^。
小天狗を下って少し戻り、
小天狗をトラバースして
「不動岩」に向かいます。
この険しい岩が「不動岩」。
「不動岩」への道標。
鎖で岩壁を登ります。
今回のルートでは
一番の難所でした^^。
「不動岩」の頂上に到着、
名前の由来の不動明王像^^。
YAMAPによると標高708m。
不動岩は狭くて怖い(笑)。
中央に「浅間山」^^。
怖いので写真少なめ(苦笑)。
こちらは先ほど登った
「小天狗」の山頂。
慎重に不動岩を降りて、
「大天狗」の方面に向かいます。
途中にある「三社神社」。
「大天狗」の前に
「中天狗」のピークに到着、
石尊社が祀られています。
YAMAPによると標高760m。
中天狗は眺望がないので、
すぐ南にある「弘法の筆跡」へ。
ここからの眺望だけを見て、
”筆跡”は見逃しました(苦笑)。
「小袖の渡し」の標識を通過、
お城の堀切の跡でしょうか?
広い場所に出ました。
ここには「実城の平」の標識、
「嵩山城」の本丸跡ですね。
コの字型に西国・秩父観音
71体が安置されています。
「嵩山城」は岩櫃城の支城、
1565年に武田方の真田氏に
攻められて落城しました。
「大天狗」に登る前に
さらに「五郎岩」に寄り道^^。
「大天狗」脇の巻き道へ。
途中で「烏帽子岩」への分岐。
分岐から少し進むと
烏帽子岩が聳え立ってます!
YAMAPによると標高747m。
ここは直下から眺めるだけ。
岩壁に27番観音さま^^。
この標識の正面が「五郎岩」。
「五郎岩」の頂上に到着、
YAMAPによると標高741m。
ここも北から東方面の眺望あり。
北東方面、正面は「蟻川岳」?
東方面には「子持山」、
「小野子山」、「十二ヶ岳」。
南方向を見上げると、
最後に登る「大天狗」山頂^^。
少し戻って
「大天狗」への登りの岩場へ。
鎖のある岩場を登ります。
長い鎖場ですが、
傾斜は緩やかなので
鎖を使わなくても登れます。
濡れていたら滑りそうですが、
乾燥していれば安全です。
鎖場を登って尾根に出ました。
ぐんま百名山「嵩山」の最高点、
「大天狗」山頂に到着(^O^)/。
ぐんま百名山「嵩山」789m。
三等三角点の名称は「天狗山」。
山頂はこの先の「女岩」の上?
「女岩」の頂上には
鎖を使ってよじ登ります。
「女岩」の上の石宮と梵天、
ここが「嵩山」の最高地点かな?
「大天狗」山頂も360度の眺望。
北北西方面に見える
上信越県境付近の雪山^^。
北方面には眼下にゴルフ場。
こちらは北東方面、
「上州武尊山」は雲の中・・・。
東方面には
「子持山」や「小野子三山」。
南方面に「榛名山」、
自宅から見える榛名山とは
見る方角が正反対なので
見慣れない山並みです(笑)。
南南西方面、
中之条や東吾妻の街並み?
西南西方面に「浅間山」、
手前は「浅間隠山」。
雪の「浅間山」をズームで^^。
表登山口から登り、
小天狗→不動岩→中天狗
→烏帽子岩→五郎岩
→大天狗と廻って
東登山口に下山しました。
古くから死人の霊が集まる
霊山として信仰され、
また天狗の住む山とも云われ、
さらに戦国時代には
武田・上杉の激戦地となった
霊山の「嵩山」、
神聖な気持ちで登りました。
最後までご覧いただき
ありがとうございました。