ぐんま百名山ブログをご覧いただき、
ありがとうございます。

群馬県下仁田町の「金剛萱(こんごうかや)」788m、
「〇〇山」でも「〇〇岳」でもない、

「萱」という名前の珍しい山。
(※登ったのは、2022年5月上旬です。)

この「金剛萱」への登山ルートは、
北西から林道経由で登るのが一般的のようですが、
国土地理院地図に、西から破線ルートがあるので、
西側から直登してみました。
県道脇の広い路肩に駐車してスタート。


ここは「県道172号 小平下仁田線」。


駐車場所から少し歩いて、ここから登りますが、

登山口標識はありません(笑)。


登り始めは、作業道と思われる道。
 

間もなくブロック積の小屋が現れます。


ここからは杉林の急登、踏み跡は微か・・・。
 

それでもピンクテープがありました。


杉林の中を直登すると、

先方に明るい場所が見えてきました。


広場のような場所に到着。
林業用の作業スペースでしょうか??


再び杉林の中の急登、
この辺りは、踏み跡が少し分かりやすい・・・。
 

上の方に小屋が見えてきました。


ここはトタン囲いの作業小屋のようです。
ここまでのルートは、結構な急登でした。


今は亡き「群馬県林業公社」の標柱。
ここは「ウロノ平」という地名らしい。


横切る林道を越えると、

初めて山頂への案内板がありました。
北西からの林道ルートは、
ここに合流するのかもしれません。


山頂への標識に従って登ります。


ここから先は、ピンクテープも多く、
登山道らしい道になります。
 

二つ目の山頂への標識。


杉林の中に松の木が混在してきます。
 

ここも、ひたすら直登^^。


切り株に座って小休憩・・・、
松ぼっくりを撮ってみました(笑)。


人工林が終わる辺りに「不動明王像」^^。
慶応元年と書かれていますので、

1965年の建立、約150年以上も前ですが、
炎(?)の部分に朱色が残ってるように見えます。


ここから上は、ヤマツツジが綺麗でした。
 

新緑の尾根道を進みます。


ヤマツツジと新緑のコントラスト^^。
 

少し緩やかな尾根道になりました。


「普寛行者像」と「三宝大荒神碑」。
 

ヤマツツジのトンネル(^O^)/


山頂が近くなって、

こちらは慶応2年の「不動明王像」。
 

開けた山頂が見えてきました。


「金剛萱」の山頂に到着^^
山頂には「御嶽座王大権現像
」と祠。


「金剛萱」788m、北側が開けています。


こちらは山頂を東側から見た風景。


北東方面、右に見えるのは下仁田九峰「大山」、
真ん中の奥には、薄っすらと「赤城山」。


こちらは北方向、右奥に「榛名山」、
正面には「大桁山」と、奥に「妙義山」。


「妙義山」をズーム。
左奥に見えるのは、「鼻曲山」と「浅間隠山」かな?


西方面、ふたコブらくだの「鹿岳」、
右の奥には、山頂の雪も消えてきた「浅間山」。


南西には、木の間から隣の「小沢岳」。


北側には下仁田町の街並みも見えます。


ズームすると下仁田町役場もハッキリと^^。


「金剛萱」は、

別名「青倉御岳山」とも呼ばれる御嶽信仰の山。
今回の破線ルートは、
かつて山岳信仰の参道だったと思われます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。