ぐんま百名山ブログをご覧いただき、
ありがとうございます。
群馬県高崎市吉井町にある「八束山」 452m。
(※登ったのは、2020年2月下旬です。)
ここはぐんま百名山ではありませんが、
前回のブログで書いた「朝日岳」と、
ぐんま百名山の「牛伏山」と合わせて、
『吉井三山』と呼ばれています。
北尾根を登って行くルートの、
北登山口からスタート。
少し登ると「蚕神社」に到着。
神社といっても石碑だけですが、
養蚕が盛んだった群馬県の
養蚕信仰の象徴とも言えますね^^
群馬では「蚕(かいこ)」のことを、
「オカイコサマ」と呼んでましたから(笑)。
北尾根の途中、最初のピーク「浅間山」山頂。
左奥に見えるのは、枯れてしまった「天狗松」。
浅間山を過ぎて、
少し下った後から本格的な登りに。
途中で北方面を振り返った風景。
『羊の足跡』と呼ばれる石のくぼみ^^
八束山頂に居城があった「羊太夫」が、
朝廷に向かう時に、この岩を蹴って
飛び立っていったために出来た窪み・・・
という伝説があります。
八束山の東に見える「牛伏山」です。
「八束山」山頂、452m。
登ってきたのは「北側 羊の足跡ルート」。
山頂には、かつて城がありましたが、
歴史的な詳細は分かっていないようです。
そのため、8世紀頃にこの地を治めていた
「多胡羊太夫」の居城だったとの伝説があります。
ルート途中にあった「足跡」の主ですね。
※下の鳥瞰図は「余湖くんのお城のページ」から。
これは、上の鳥瞰図で見ると、
主郭である「1」の場所にある祠。
山頂は木が多いため、眺望はイマ一つです。
木の間から見える「榛名山」方面。
左は「榛名山」、右は「赤城山」
山頂付近のピンクのツツジ(?)の花です。
下山は「西側 岩場ルート」から。
八束山の西側には「朝日岳」が見えます。
低山ですが、西側ルートは結構な岩場です。
中程まで下ってくると、目の前にゴルフ場。
関越ハイランドGCです。
西ルートの登山口に下山しました。
八束山は、マイナー低山ですが、
地元の皆さんによって
登山ルートが整備されています。
麓の多胡小学校の校歌にも歌われています。
『 ♫小鳥の歌も さわやかな
八束(やつか)の山を 仰ぎつつ
みんな明るく 学ぶ窓
ああ多胡小に 手をとって
ゆたかな知恵を いまみがく♫ 』
最後までご覧いただき、ありがとうございました。