世の中には、好きな人、嫌いな人がいることが多いんじゃないかな?って思ってます。
ただ、好きはいいとして、嫌いというのは、本当に相手のことを十分理解した上で結論づけているかというと、そうでないことが多いと思います。
先日もある方と口論になりました。
今も嫌われてると思いますが、嫌われている内容が些細なことなので、どうしてうまく自分の気持ちを伝えることができなかったのか、自分の不甲斐なさを感じています。
言葉というのは、こんな平面に線を書いているだけなのに、とんでもない力を持つことがあります。
その力に任せていると、やがて自分の足元がすくわれます。

僕が尊敬する岸岡ちなみさん、彼女はきっと世の中に嫌いな人たくさんいると思います。
人間だから。
でも、彼女はそんなことは胸にしまっておいて、いつも明るく振舞ってくれます。
心の中で泣いていても、笑顔を見せられる、心の中が煮えくり返っていても、笑顔を見せられる。
人間として徳を積まなければできないことじゃないかな?って思います。

笑顔でいると、いつしか好きも嫌いも、みんな好きになる。
言葉で書けばたったこれだけ。
でも、実践するのはとても難しいです。
僕がちなみさんのファンでいる最大の理由は、このあたりにあるかもしれません。
歌が上手くても、人間としての魅力が乏しいと、やがて誰も振り向かなくなる。
ちなみさんには、言葉で言い表せない魅力がある、そう思っています。

僕も、少しでもちなみさんのような人間になれるように、今日もちなみさんの歌を聴きながら、前を向いて歩いていこうと思います。

ありがとう、ちなみさん。