今、ある国々の間の国交が危うい関係になっている。
いくらでも仲良くなれるのに、みんなのハートを掴めないからなのか、あるいは自らの私利私欲のためなのだろうか、トンチンカンなことをやり続けている。
それに同調するマスコミも、何でもいいから発行部数を増やせればいいということで、書かない方がいいことまで、表現の自由という言葉の元にトンチンカンなことを続けている。
こんなことを続けていると、そのうち国民までが毒化してしまう。

せっかく音楽やスポーツなどで友好の輪が広がりつつあるのに、どうして人間はわざわざ破滅に向かいたがるのだろう。
平和が続くことで、みんなが豊かになれるのに。
物質面の豊かさもあるけれど、心の豊かさが大切だと思う。
心が豊かになれば、毎日が楽しくなる。
楽しくなれば、楽しくならないことはやらなくなる。

そんなことは誰でも知っているのに、人間はどうして破滅に向かいたがるのだろう。
あるいは、ある程度の「間引き」がないと、種として生き残るのが難しくなるのだろうか。

モニュメントなど建てて喜ぶのは誰だろう。
受注業者だろうか。
あるいは、こんなのは利権の塊で、利権を貪る連中だろうか。
いずれにせよ、殺人を犯した人間は義士にはなれない。
殺された家族の悲痛な想いは、別のベクトルで打ち消されるものではないはずだからだ。

そのようなモノを作ってしまうことで、人間としての浅薄さを世界に晒すなど、国政を預かる者がすることでは断じてないはずだ。

今の世界の指導者と呼ばれている方々の少なくとも一部は、もう少し人間について勉強した方がいいのではないだろうか。

今ならまだ間に合うから。