「麦子さんと」観ました。
ストーリーはシンプルですが、その分、心の描き方が丁寧で、気がついたら涙が頬を伝ってました。

まず、真希ちゃんのかわいさを改めて感じられる作品です。
でも、それで終わらないのが、真希ちゃんの作品のいいところ。
いろいろなことが、自分と重なって、胸が痛みました。
自分自身、家族や他の人に対してよく接してこられたかな?と思わされる場面が何度も出てきました。

本当は頼っているのに、なぜか素直になりきれない。
でも、相手が傷ついてしまったら、気になって仕方ない。
素直に気持ちを表現できないから、別の形でさりげなく示す。
その気持ちを受けた側は、本当はムリであってもついつい受け入れてしまう。
そんな想いが交差しながら、少しずつ編み込まれていく。

でも、そんなことができるのは、生きているうちですよね。
思い出すだけで、感情がこみ上げてきます。

テーマ曲が「赤いスイートピー」ですね。
今、僕が応援している岸岡ちなみさんも映画「EDEN」で挿入歌として「赤いスイートピー」を歌っていて、何という奇遇なんだろうと思います。

様々な想いが駆け巡る中、エンディングが流れてきました。
また観たい、いい作品です。
ありがとう、真希ちゃん。