これは、犬好きの人間は絶対見忘れてはいけない映画だ!と勝手に盛り上がっています。
予告編だとか、予告の番組だとかで、ストーリーのかなりの部分は知ってしまったかもしれませんが、佐々木麻緒ちゃんがとてもいいですね。
この子だから、こんなに泣けるんだろうと思います。
とてもかわいらしい、どこにでもいそうな女の子。
その子のもとにマリはやってきました。
そして、マリはお母さんになり、かわいい子犬が生まれました。
そんな平凡だけど幸せな日々がずっと続くと誰もが思っていました。
ところが・・・。
もうその後のストーリーを思い出しただけで泣けてきます。
「マリー!!!」と絶叫するシーン。
大切な家族、自分にとっては妹のような存在。
その大切なマリと子犬達と離ればなれになってしまう。
しかも、マリ達を誰も助けてくれない。
大地震の後ですから、優先順位をつけないと仕方ない、ということはあります。
ですから、今回の救助活動は仕方ない部分があります。
でも、そんなに簡単に割り切れるものではない・・・。
来週からですよね。
最近、いい映画が増えてきたような気がします。
今まで、映画なんて、よくてレンタル屋さん、普通にはテレビでの放送待ちでしたが、こんなに自分が変わるとは自分自身思ってもみませんでした。
これも真希ちゃん効果です。
真希ちゃんのおかげで、今の映画は面白いことに気づくことができました。
真希ちゃんって、ほんと神様のような人です。
家族愛を描くものって美しいですね。
逆に言えば、それだけ現実はきしんでしまっているのかもしれませんが。
今上映中の「ALWAYS 続・三丁目の夕日」もいろいろな愛を描いていますよね。
鈴木家、茶川家、六ちゃんと武雄、宅間先生とタヌキ・・・。
邦画は洋画と違って、スケールで勝負するというより、メンタルな面を丁寧に描くことに優れているような気がします。
また、役者さん達も、心の動きをわずかな仕草で表現することに長けているような気がします。
これからも、邦画がますます勢いを増していってくれることを祈っています。