アメーバニュースに次のようなものがありました。


 香川県でパート従業員三浦啓子さん(58)と、孫の山下茜ちゃん(5)、彩菜ちゃん(3)姉妹が行方不明になっているが、この事件におけるメディアの偏った報道がネット上で話題になっている。

 その“偏り”とは、被害者の父親である清さん(43)が執拗な質問をしてくる報道陣に対しキレて怒鳴っている様子を繰り返し放送していることなどが象徴的。そもそも、報道陣と清さんとの争いは、報道陣が清さんをまるで犯人として疑っているような報道をすることから始まった。

 清さんが現在無職で日中はパチンコ三昧であったことや、血痕発見から通報まで空白の1時間があったことを集中的に取り上げていたことが、こうした偏った報道の原因となったようである。

 ネット上では、清さんを「絶対、怪しい」などと犯人扱いする意見が多くあがっているが、それに対し「こんな映像ばかり見せられたら父親を犯人として疑ってしまうのは当然だ」などと犯人像を意図的に誘導するようなメディアの報道の仕方に対する疑問の声も多くあがっている。

 1995年、松本サリン事件の時も第一通報者の河野義行さんがマスコミからも警察からも犯人扱いされ問題となった。ちなみに当時はテレビの情報番組で世間への影響力の強い某大物芸能人(今でも君臨中)が、河野さんの行動を「おかしい」と言うなどかなり露骨だった。

この話には、マスコミの恐ろしさが秘められています。

マスコミは、本来客観的に報道することが求められているはずなのに、勝手に「犯人当てごっこ」をすることがあります。

その結果、上の報道の最後の段落に書かれてある「松本サリン事件」の時と同じ過ちを犯すことになるかもしれません。

第2次世界大戦中に、日本のマスコミは政権に迎合するような記事を多く書いていました。

今、それと似たような記事で賑わっている状況は、恐ろしいとも思いますし、マスコミの質の低落をなんとかして元に戻す努力が必要となりますね。

大物キャスターなども、時間が経つにつれておかしな思想をもつ人もいて、そうすると国民を洗脳することも簡単なことになると思いませんか?