能登復興支援チャリティー・知ってほしいこと知りたいことを伝えてくれた東スポさんの記事 | ほりきりのブログ

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 東スポwebから、能登支援チャリティー演技会について、中西記者の記名ですばらしい記事が出ました。

 まさに待ち望んでいた記事です。有料ではないようなので、そのまま書き起こしさせていただきます。

 

 

「能登のためにできることはないか」

 羽生結弦の被災地への思い 

 15日にチャリティー演技会

 

 自らの演技で”笑顔と元気”をーー。フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦(29)らが出演する「能登半島復興支援チャリティー演技会」が15日、1月の能登半島地震で大きな被害を受けた石川県で行われる。会場の都合上、同演技会は映像で配信。生配信、見逃し配信の収益は石川県に寄付される。演技会を企画した地元局・テレビ金沢の担当者が取材に応じ、羽生が抱く復興への願いを明かした。

 

「能登のために何かできることはないか」。2011年の東日本大震災で被災した過去を持つ羽生は、能登の現状に複雑な感情を抱いていた。

 

 能登半島は交通アクセスが悪く、地震の発生から8ヶ月が経過しても十分に復興が進んでいないのが現状。そんな中で羽生の強い思いがテレビ金沢の関係者の耳に入ったという。同局の担当者は「早く復旧してほしいし、早く元気になりたい思いがある。いろいろ困難なことはあるけれども、一緒に乗り越えていきたい、明るい未来に向かって進むために、何か私たちもできないかなと考えていて、羽生さんと何か一緒にやりたいという話になった」と経緯を説明した。

 

 4月下旬ごろから本格的に打ち合わせをスタート。演技会のタイトルは「挑戦 チャレンジ」と名付けた。同担当者は「羽生さんは『自分にできることがあればなんでもやりたい』とおっしゃってくれた。その思いに私たちも共感して、企画が進んでいった。タイトルは『困難はあるけど、みんなで一緒に乗り越えて明るい未来を目指していこう』とのメッセージを伝えるために選んだ。羽生さんにも趣旨をお伝えしたところ『いいと思います』と賛同してくださった」と振り返る。

 

 羽生は忙しい合間を縫って、メールやリモート会議などでアイディアを出した。同担当者は「どういう曲がふさわしいかなどは羽生さんたちの思いも踏まえて考えてもらったり、能登の人たちも参加できたらなどの話し合いををした」。演技会には羽生や12年世界選手権女子銅メダルの鈴木明子氏らだけでなく、能登高校の書道部、和太鼓チーム「輪島・和太鼓 虎之介」も出演。さらに能登地区と映像をつなぎ、被災者との交流も予定されている。

 

 復興はまだ道半ばの段階。だからこそ、羽生自身も石川県での開催に強いこだわりをいだいている。同担当者は「羽生さんは能登に足を運んでいて、いろんなところを歩いている。『現地の人たちの元気に少しでもつながるように滑りたい石川県で滑ることに意味を感じている』とおっしゃっていた。元気に前向きに歩んでいけるような、そんな後押しができるような演技会にできたら」としみじみ語った。

 

 能登地区の4か所ではパブリックビューイングの会場を設置し、被災者に演技会の映像を配信する。羽生はテレビ金沢を通じ「今まさにつらい思いをしていらっしゃる方々もいるので、少しでも力になるような元気を届けられたら。本当にいろんな思いを込めながら滑りたい」などと決意表明。被災者の心情を知る1人のスケーターとして、石川県に希望を届ける。

 

(東スポweb 中西崇太)



 私たちファンはよくわかっていても、世の中の人たちに広く知ってもらいたいことが網羅されている。


 ・15日に羽生結弦さんらが出演する能登復興支援チャリティー演技会が開かれること

・演技会は配信で行なわれ、生配信見逃し配信の収益は石川県に寄付されること

・羽生結弦さんの他にもプロスケーター、能登高校書道部、輪島の和太鼓チームが参加し、能登地区とつないで被災者との交流もすること

・能登のために何かできないか、石川県で滑ることに意味がある、羽生さんが強い思いを寄せていること

・能登地区の4ヶ所でパブリックビューイングが開かれ、被災者の方たちに見てもらいたいこと


 本当に全部書いてある。みんなに知ってもらいたくて、でも報道が何もなくてうずうずしていたことが全部だ。ありがたい。これでこのチャリティーの意義を広く知ってもらって、願わくば配信を買ってくれる人が少しでもでてきてくれるとすばらしいな。


 

 また私たちがわからなくてずっと知りたがっていた、ことの始まりや打ち合わせなどの情報も聞いてくれて紹介してくれている。これはめっちゃうれしい。


・能登のために何かーという羽生さんの思いが伝わってそれをうけてテレビ金沢さんが企画したということ

・4月下旬から打ち合わせが始まったこと

・打ち合わせにはメールやリモート会議で羽生さんも参加、アイデアを出しながら進めていったこと

 

 4月から!リプレイ宮城が終わってすぐあとではないか。FaOIの準備と並行して、能登のプロジェクトも進行していたんだ。

 打ち合わせには羽生さん自身かなりくい込んでいたんだ。

 きっとやること山盛りあったんだね。FaOIはAだけで精一杯だったんだろうな。ほんとに、マグロなんだから。

 そして何よりテレビ金沢さんが羽生さんの思いを受け取って、いっしょにやりたいと企画を始めたっていうのがすばらしい。

 思いや願いって伝わるんだ。そしてつながっていけるんだ。いいね。すてきだね。

 エブリーで能登に行ったときに直に打ち合わせもできたかもね。

 いろいろ知れて本当にうれしいです。



 東スポはたまに変な記事が出ることもあるけど、思わぬ視点から羽生さんを掘り下げることもあるし、何よりこの中西記者はいつも誠実な記事を出してくれていると思う。

 テレビ金沢という当事者にきちんと取材して、記名記事で発表する。まっとうな仕事をしてくれたものは、こんなにもきちんとしているのだな。


 地元では報道はあるのかもしれない。でもこれは被災地支援だから当地の他に広く知らしめる必要がある。よその者が寄付につながる配信チケットを買うという形のチャリティーのはずだから。


 だからこそこうしてネットででも世の中に周知してくれたことはすごい意義のあることだった。

 東スポさん、中西記者、ありがとうございます!


 

 いよいよ演技会まであと3日。

 スケート教室はあと2日じゃないか。目前だね。

 大成功しますように。

 盛り上げていきましょう!