銀座GUCCIで超マニアックに美に浸る ~ 大人の休日俱楽部パスで鉄旅6 | ほりきりのブログ

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鉄道の旅とスポーツが好きです

 ついに我が家にも攻略本がきました。
 が、開いて読み始めると脳内がRE_PRAY一色になりそうなので、ぐっと我慢。
 旅の記録とGUCCIの方が先!


 さあ鉄旅、銀座の真打のGUCCIギャラリーです。

 実はGUCCIギャラリーには2回行くことができている。
 まず日程を最初に決めた時点で、旅の一番最後の22日土曜日の午後に私が予約した。
 その後仕事のシフトでその前から休みになったので、前日の21金曜日の夜に、同行のkurukuruさんが予約してくれた。
 そんなわけで、二人で2日連続で羽生さん写真展にいくことができたのだ。

 21日の夜の方が空いていたので写真が撮りやすかった。今回の写真は21日の分が多い。
 22日は2回目ということで、より突っ込んだ見方ができた。
 2回行った分を混ぜて、基本的には6月22日の旅程ということで、美の空間を振り返ってみることにする。

 ここは私のアルバムでもあるので、いっぱい写真載せるよ。



 コーセーで柄にもなくメイクしてもらって、とっておきのネックボウをタイにして、
 いざ、美の神殿。




 あの煌びやかなエレベーターを降りると、すでにおなじみのこの2枚が、圧倒的な存在感で出迎えてくれる。


 白い床にも映り込む。
 高みに手を伸ばして何かをつかみ取ろうとするのは、GIFTのときのいっしょなんだ。あのたおやかなトラベラーちゃんと比べると、この赤い背景がより力強さ、強靭な意思を感じさせる。

 この雪の中の写真、好きなんですよ。
 撮影のときにたまたま雪が降ってきたのかな。なんてきれいなかわいいぼたん雪。空にも愛される人です。

 手を差し伸べてくれていると思われましたので、つい…(すいません、すいません、出来心で…)
 BGMは「人生のメリーゴーラウンド」でお願いします。(おばあちゃんの方のソフィーだわね)




 いざなわれて中へ。
 ロープを張られた撮影可能エリアからでもけっこう撮れる。これも空いていた夜だ。




 ありのままの羽生結弦ーー

 昨年の写真展はエルに載せていたスーツやセットアップだったので、ガチでハイブランドな風情のビシッときまった羽生さんだった。
 今年のは服装がジャンパーとかパーカーとか、いかにも若者が着そうな服が多い。(それでもハイブランドだが)
 髪型の特にいじらずさらさら髪かな。そうか、本人が動くたびにいっしょになびくさらさら髪がありのままを感じさせてくれるのかもしれないな。

 だってほら、百面相もしてるしね。




 画像の加工も印象的で。
 茜色の空と合わせたこれとか、羽生さんのアンニュイな表情と共に目をひいて捕らえられる。



 かと思うとこんないたずらっ子な表情も見せる。いやこの人、フードの使い方うまいし、似合うよなあ。(そういう意味でリアフェは大正解だった)




 昨年はなかった階段と上階。
 特にここは昼と夜では違う顔を見せてくれるので、2回来られて本当によかった。
 これは明るい日差しが差し込む昼の階段。



 こっちは前日の夜。夏至の時期で19時でもまだ空が明るいね。



 上から見た下と上の様子。開放的な空間がいい。



 テーブルに並べられた小さい写真たちもすてきなものがたくさんだ。



 今回も注目の、足。
 神経が行き届いたらしい筋もすごいが、なんといっても素足でポアントで立っているのはいったいどうなってるんだい。
 この足が、羽生さんの技術のすべてを支えている。



 東京タワーが見えるーというのを聞いてきてみんなで交代で2階の撮影スペースの端っこぎりぎりに寄ってトライする。
 夜の方がうまく撮れるかな。この日のライトアップは赤。その前は青だったから目立たなかったと隣の人が教えてくれた。(何度も来てるのね)
 東京タワーって、特別だよね!っていうのはCCさくらファンの娘との共通認識です。


 ところで仙台の聖地国際センター駅のモニュメントのところにある羽生さんの手形と手を合わせたことのある人は、意外と手が小さいと思ったんじゃないかな。なのに、指がすごく長く見える。これって神経の使い方なのかなあ。これも演技力かしら。



 そして2回見てきて思ってkurukuruさん相手に力説を始めたのが、羽生さんのからだの筋だ。
 絵画とかカラーイラストじゃなくて、白黒のペン画のマンガ絵を描く人は、からだの質感をだすために筋を強調したお約束ともいえる線をいれるものなのだ。


 耳から顎にかけてのラインと三角形でつながる、首のライン。(さらに顔半分が陰になってて鼻と唇の形もすごい)


 撮影ができない位置の写真で、首筋からさらにつながって水平にはいる鎖骨の線があらわになってるのを見たときは震え上がりましたわ。(鎖骨のライン、好き)


 この手を組んで空を仰ぐ、祈るようなポーズはとてもすてきだ。
 でも私が注目してしまったのが下からあおる顎のラインと、何よりも固く組んだ手だ。
 ぎゅっと握って指先が赤くなっているの。どんだけ固く組んでいるの。
 そしてがっちり筋の浮き上がる手の甲。ついでに手首の外側の骨も見えるんだね。(私は肉で埋まっている)

 

 

 これも手。指の付け根の骨とそこからつながる筋。
 親指と広げた人差し指の間の三角形。(ここって腱かな)
 さらに手のひらまで。手のひらを描くときに小指からのラインか親指からのラインかを強調することで手のひらの向きを表現するんだけど、リアルで線見たの初めてかも。



 この写真は髪の毛が猫耳になっててみんな萌えまくってたけど、改めてよく見ると顔の左半分の影の入り方がアニメの影の入れ方そのもの。(アニメではこの部分に濃い色の肌色を塗ることで顔に立体感を出そうとする)
 眉と目の間、鼻から口から顎、首にのどぼとけの凸感、頬の部分の浮き上がり方。すごい。
 本当にこういう影になるんだ。つまりは正面顔として正確な造形ってわけでは。すごすぎる。

(遠い小さいのをトリミングしすぎて写真が小さくなっちゃった)


 なーーんてオタクモード全開の超マニアックな変態な解説を語りまくってしまって、kurukuruさんどん引いていたかもしれないわ。



 いろんな写真がある中で、鏡になっているのが2枚あった。私はそのうちの青い鏡が全体の中でも一番気に入ったかもしれない。

 羽生さんで、鏡、というのもツボだったのかもしれん。
 撮影エリアから遠いし角度があるし、暗いしボケボケでこれが精一杯だけど、手元に残したかった。


 身体の構図が最高。ジャケット手でつまんで上にあげてるんだけど、あがった右とそれに対応して下がった左からのラインがまっすぐでばっちり。なんでこんな絶妙なポーズとれんの?これも鎖骨見えます。(どんだけマニアック?)
 ちょっと下見て上目使いでにらむようにのぞき込んでくるのよ。たまらん。(変態め)
 そして一番すごいのが、ジャケットの右半身のみごろの白い部分に特に鏡として写り込むのね。だからこの写真の前に立つとジャケットの中に入り込んでしまいそうなの。羽生さんの懐の中に入ってしまうのよ。
 きゃーーー、悶絶。
 この鏡が自分の家にあってこの前で身だしなみをするとしたら…? ーー無理無理無理無理~~!



 21日夜は19時の予約で19時50分まで。(閉館時間は20時だからギリギリまでいたのにお店の人の対応はどこまでも丁寧で恐縮でした)
 22日昼は14時の予約で40分くらいまで。
 東京の最後の締めくくりを、銀座GUCCIの羽生さんの写真展で豪勢な美に浸りきりました。
 同行してくれたkurukuruさん、ありがとうございました。おかげで2回も見られました。
 本当に満足しました。最高でした。



 このあと、オンラインで売り切れてるマニキュアが店舗にないか確認してくれと娘に頼まれて、三越のGUCCIへ行く。旗艦店の方にはコスメはなくて三越にあると教えてもらったのだ。
 三越で「この色」と娘からのラインの画像を見せたけど、やっぱり完売だって。店にあったんだけどオンラインの方に取られてそっちで売れちゃったって。ルーシーベビーブルー。きれいな水色は羽生さんのイメージだとみんな思うんだろうね。やっぱないって。残念だったね娘よ。若竹さまのリップで我慢してな。
 しかし、銀座の三越がなんでこんなに人がいっぱいなんだ。三越だぞ。デパ地下じゃなくてハイブランドの階だぞ。東京、わけわからんわあ。



 東京駅に戻るためにまた丸ノ内線です。
 手荷物預かり所ででかいリュックを引き取って、新幹線の乗り場に向かうところでkurukuruさんとはお別れです。
 いっしょに温泉(ドーミー)に泊まってくれて、川崎大師に連れて行ってもらって、銀座に連れて行ってもらって。おのぼりさんの田舎者には何から何まで本当に助かりました。ありがとうございました。

 16時20分の東北新幹線で、北へ帰ります。