夏に涼し気な若竹の間で美を整える ~ 大人の休日俱楽部パスで鉄旅5 | ほりきりのブログ

ほりきりのブログ

鉄道の旅とスポーツが好きです

 昨日大晦日、という言い方をしました。久しぶりだったな。
 競技フィギュアは緩く見守ると決めているので、シーズンの節目とかこだわるつもりはなかった。
 でも、羽生さんのプロスケーターとしてのサイクルが、この2年どうも競技の頃と似通っているように思えた。秋から冬にアイスショー。3月のノッテステラータが一応ゴールで。あとは既存のショー。そしていろんなお仕事。そんな感じ?3年目がどうなるかはまだわからないけど。

 まあ我々にとっての節目は「7月19日」ということで。

 昨夜こちらも大雨になった。
 大祓が終わって、一気に水に流してもらえたかな。
 


 では鉄旅を再開します。

 6月22日。
 川崎大師にお参りして、京急からJR川崎駅へ戻る。
 今回の旅で何度東京川崎間の東海道線や京浜東北線を行き来したかわからんくらいだが、これが最後。
 
 本来今回の銀座の目的地に行くなら新橋から銀座線の方が降りてからの足の便がいいのだが、最後に新幹線に乗るために東京駅に荷物を預けに行く。
 昼どきになってしまうともうコインロッカーは満杯だとか。手荷物預かり所を教えてもらってそちらへ。新幹線の乗り場近く、観光や仕事の最後に新幹線で移動したい人たちが大きな荷物を持ってここでも長蛇の列。荷物預けるんでも行列かい。東京ってすごいな。

 JR東京駅から地下鉄へ。
 おお、ここの出口は、あの交通広告が出るスペースではないか!地方住みの私もご縁があって二度も見に(撮影に)行けたわ。思い出深い場所である。

 あのときの人並のように、地下鉄丸ノ内線へ移動する。銀座へ向かおう。



 銀座だーーー!


 12時32分。時計塔を撮ってるんだ、時刻はばっちり。
 ここからまず、メゾンコーセー銀座へ向かいます。


 メゾンコーセーに入り、階段を登ると、大スクリーンに美しいひとが。こんなにでかく伸ばしても、美しい。



 入る前の通路には商品とポップが。
 石鹸はもう柚子花の香のやつじゃないのねえ。
 伊藤さんのご本、なぜにこのページ?藤の君ではないですか。またこの衣装お目見えする機会があるといいなあ。

 


 いざ、若竹の間へ。

 きゃああああ、なんて煌びやかな。



 この場の主役はサイン入りスケート靴だ。



 周りは竹で装飾されている。もともとプロテクトセラムの容器のデザインが竹だから。
 竹取りの翁が光る竹を伐ってみたらば、スケート靴が出てきましたとさ?



 周りの壁には美しい写真のパネルが。ここも写真展じゃないか~~



 若竹の君、全身。
 なんという衣装でしょう。大振袖、長い裾。なんでこれで動けるの。陸ジャンプも跳んでるよね。
 撮影のためだけにこんなにも豪華な衣装作っちゃうっていうのがすごい。もっと何かに活用できれば。何度でも見たい華麗すぎる衣装です。



 ひえっ… からめとられそう…
 


 その袖や裾をひるがえして、これらの布もいっしょに演技してた。ハクさまができるんだから氷上でもいけるんでね。でもこの衣装の材質はちょっと重いかな。(伊藤さんの衣装ってほんとにすごいな)



 くいくいって。もう、もう、どこまでもついていきます。



 初めてこのビジュアルが発表されたときは衝撃だった。
 撮影用に肌の調整をすることはあったかもしれないが、がっちりメイクは初めてだったし。なにしろ下地クリームもCMだかならな。上に塗らないと。
 でも緑色のシャドウで誘う目元も、ぷるんとした唇も、はらりと落として整えた髪の毛も、すべてが完璧だ。
 そして白魚のように美しいのみならずポージングまで決まった手に持つ、プロテクトセラム。
 その竹のモチーフの形と、グリーンの衣装とで、いつしかファンはこの方を「若竹の君」と呼んだ。
 そしたらコーセーさんが普通に、このセラムやそれを使ったメイクなどを「若竹」という言い方をしてるんですけど。もう、ファンの言うことが全部反映されてるのか?すごいな。



 若竹の衣装を脱いで、メイクをやめて普通の白シャツでも、その圧倒的な美しさに変わりがない、いやむしろ透明感増しましなのがすごすぎる。



 若竹の間の奥にはモニターがあってメイキング動画がずっと流れている。
 おう、いっちゃんヤバめなところが撮れてしまったわ。



 こんな風に穏やかに笑ってる現場なのはうれしいな。羽生さんが笑顔なのが一番!



 というふうに楽しく美の空間を満喫しました。
 でもこのまま帰るわけにはいきません。若竹セラムを購入しなければ。お店の方にいこう。

 羽生さんアクリルキーホルダーを買うとプロテクトセラムが付いてくる……え、逆?


 買い物しようと持っていくと、若竹メイクの実践サービスがあるという。なんだそりゃ?プロテクトセラムとコンシーラーを使ったメイクですって。
 いや私はメイクしてないから、需要ないから、だって顔汗すごいから全部流れるんだもん、今日だって日焼け止めとセラムだけだもん、とここまで主張したのに。美容部員さんはひるまない。

 私を座らせて、コンシーラーを塗ってくれた。
 目の下のクマ。どうしてもハードな旅程とか睡眠時間が足りなくなるとか。クマさんにぬりぬり。
 ほうれい線…還暦過ぎのばあやにはもう逃れられない。鼻の横のほうれい線の付け根から塗るんだって。

 次にリップとチーク兼用のルージュも持ってこられたぞ。
 これは羽生さんが実際に若竹メイクで使っていたルージュだそうで。どうもお買い上げをおしてくる。いやいや、化粧しないって言ったっしょ。
 いやでも待って、娘は使うかも?急ぎ札幌で留守番の娘と連絡をとる。母の唐突な話に面食らってるかわいそうな娘。ジルスチュアートだって、わかる?やりとりして自分でも調べて、「買ってきて~」となった。よし!
 色はオレンジ系が若竹さまで、ピンク系がみやびやかさまだって。どっち?オレンジ!そうね、若い子はオレンジ色はかわいらしいね。
 というわけで、娘の分、こちらのリップ&チークお願いします。


 と言ってたら私にもリップ塗ってくれた。
 このあとはグッチですと言ったら、それはもう、ばっちり決めましょうということでチークまで。私元々チークなんて使ったことないのに。

 さらに、夏の暑さと汗に対応する最強ブロックパウダーがあると出してきてくれた。汗を吸い取っててかりを抑えるって。そんな便利はもんがあるのか。
 肌を押さえるようにお粉をペタペタ。これで最強。
 期間限定でミント系のスーッとする感じ。あら気持ちいい。これはいいかも。これ買います!

 普段はしないメイク、はい完成。
 なんかあれもこれもどうもすいません。



 思いがけず、勝負メイクをきめて、グッチへ向かうことになってしまった。
 え、まさかこれこういう流れになってんのでは?コーセーとグッチの美のコンボ?まんまとはまってしまったのかもしれない。……

 カモンベイビー、グッチ!
 いざ、美の神殿へ向かいましょう。