アーティストとスケーターが共に作り上げる夢の舞台 ~ FAOI愛知感想1 | ほりきりのブログ

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鉄道の旅とスポーツが好きです

 無事愛知から帰ってきました~~
 FaOI愛知、最高でした~~~~!


 記憶と感動と感激が新しいうちに感想を書いていきたい。
 あまりにも盛りだくさんですごいショーだったので、すこっしずついこうね。

 自分の目で見た感動を書き残すのがここのブログであるので、帰ってからすぐ録画を見たけど、セットリストの確認のために流したようなもの。
 テレビの視点じゃなく、私の視点からのFAOI愛知です。



 今回は2日目が一番端のステージ真横の上の方。最終日がロングほぼ中央のSS席。
 これはやっぱSS席からの視点の方が見やすいし、近い分スケーターから受け取るエネルギーの分量も多いと思う。やっぱり前の方の席はいいものだな。

 ふたつの視点から複合的にとは思ったが、主に最終日での視点がメインになりそうだ。

 この場所に大きく違いがある二つの席の違いは、見え方もあるけど音にも感じた。正面にスピーカーがあるらしい。音の聞こえ方がまったく違った。
 ダンダンダダン!の重低音がお腹に響くようだった。現地で見てる、って実感がすごい。
 ステージ横にはその場所ならではのステキな視点がたくさんあったんだけど、正面にきたら体に感じる音が違う。花火と同じ。音も含めてのショーの醍醐味だ。



 ということで、オープニングは最高にかっこよかった。
 いつものとおり、羽生さんが最後に呼ばれて、会場が沸騰するような大歓声。そこから4T足上げ最高!2日目は4-3にトライしてセカンド失敗しちゃった。まあそれはそれで。めっちゃ悔しがってたけど。そんなアスリートな姿もまたうれしい。
 FaOIのオープニングは音楽も振付も変わらない様式美だから、その調和を乱すのはよくない。うん、今年はいつものように最高だった。
 



 今回のショーはゲストアーティストと共に作り上げるプログラムが最高だった。
 3人が3人とも、このショーにぴったりはまってきたと思う。
 歌が上手いのはもちろんだけど、華やスターオーラとかも大事だろうけど、なんかスケーターとの息の合い具合がすばらしかったと思うのだ。
 過去のアーティストさんたちもみんなすてきだったんだけど、私の感覚としては今回のお三方とスケーターのコラボレーションが好きすぎる。
 だからコラボプロに偏って、愛を叫びたいと思います。



 オープニングは安田レイさん。
 いろんな媒体とタイアップしてるらしいのに、私はドラマも最近のアニメも見てないので全く存じあげなかった。
 でもFaOIでの若手女性シンガーは、いつも洋楽カバーができて歌唱力のある人ばかりを引っ張ってくるので、今回も信頼していた。しかしてそのとおりだった。
 オープニングをロマンティックにエモーショナルに飾る。

 今回のオープニングは例年に増して羽生さんがフューチャーされていたと思う。
 女性陣4人とフォーメーションを組んで踊る。そのあと男性陣が出てきても、そこには加わらずルンバに女子陣を配したままその前で止まって踊る。(私の位置からとてもよく見えたので男子群舞まったく見てない…)
 どこかでどなたかが「羽生さん女子枠!」とつぶやいているのを見たわ。女子といっしょにいてもまったく違和感のない柔軟な動きとやわらかなライン。改めて、性別が羽生結弦か。
 ソロもたっぷりあってめっちゃ美しい。全員が作る輪の中でドラマティックなスピン。
 見ごたえたっぷりのオープニングでした。ジェフありがとう!



 レイさんの出番はこのあと、さっとんとパイポー、終盤にパパシゼ。
 音楽表現に長けたさっとんとアイスダンスカップルなので、レイさんの伸びやかな歌がとてもはまっていた。
 さっとんは時計の針のような振りのあとにピッと上げた腕がふたりでシンクロしてたのがすてき。
 アイスダンスカップルは両組とも、スタートとフィニッシュにステージを使ったプログラムになっていて、レイさんとの親和性を感じた。

 海外スケーターは、やっぱりJポップよりは洋楽の方がすんなりはまると思うんだな。パパシゼもパイポーも、うっとりすてきだった。


 そして最高だったのが、城田優さんとのデュエットになるホールニューワールド。
 ゆなちゃんの替わりにジャスミンとしてのパートを途中からいれてくれた。このお二人のデュエットがものすごく気持ちよかった。
 男声だけじゃだめだよね。男女デュエット最高。

 
 レイさんはMCでもとてもつつましく誠実に役割を全うしようとしているのが感じられた。
 実際その歌声はスケーターに寄り添うようだった。
 シンガーが主張するのではなく、BGMになってしまうのではなく、歌と滑りが重なる。見ていてとても気持ちがいい。


 幕張から愛知、ツアーを通して深められていったであろうコラボレーション。
 最終日の演技のあとは、どのコラボでもアーティストとシンガーががっちり握手したりハグしたり。ほほえましくも尊いものを見せてもらったよ。
 レイさんとパパシゼ、レイさんとパイポー、それぞれ3人でのハグは美しかったわ。
 いっしょに作り上げたプログラムだものね。最終日って、特別な感情があるよね。


 
 今年のFaOIはすごく盛り上がりました。
 すばらしいショーはまだまだ続く。