2人の倅たちは高校生の期間は同じボクシングジムへと前後して、それぞれに通っていたが、
俺はジムの経験はない
そのむかし、東京で仕事をしていた頃
若い衆の中に、日本ランキング入り寸前の
ボクサーあがりの奴がいた
裏の社会には、こうした者が意外に多い
俺はこいつの素手ゴロを見てはいないが、
目にした者が言うには、あっ、という間に3人を地べたに這わせたという
170センチ足らずの男だが、デカイ奴らをKOしたのだ
その話を聞いて、ほう…そりゃあ凄いもんだなと思い
その男に無理に手ほどきを頼んでみた
このとき
俺が41、2の頃、こいつは34くらい
(ということは金太郎は小学2、3年生で
もちろん知る由もない 笑)
ジムなどで習うよりも、マンツーマンで教えてもらう方が手っ取り早いと、半分は遊び心で言ったのだが
『先生、頑張れますか😊?』と聞いてくる
『。。。ん、うん。。🙄』
『自分は夜に走ってるんで、今夜一緒に走りましょう』
『え囧。。。今夜から?』急やなぁ…
仕方がないので付き合って走った
それが中々に速いペースなので驚いたが、
昔取った杵柄で、なんとか6キロ程を遅れながら走った
この頃は運動もしていなかった頃で息もあがる
これでも俺のことを考えて、半分の距離にしたと言われた
最初はこればかりを二人でする
ランニングの距離も10キロに増えてくる
荒川区まで行って折り返す
鐘ヶ淵の先まで行って折り返す
おまけに縄跳びとまでも。。。タイマーで
なにか…本格的になってきて(〃ω〃)💧
ちょっとイヤになってきだしたが
ランニング、縄跳びは地元に帰ってもしていた
そして、ふた月後から基本的なことを…
もちろんランニングと縄跳びもそのまま
この頃、2キロほど体重が落ちてしまったが
少し引き締まってきた (^ ^)
そしてマスから、ギアを着けて近所の駐車場でスパーを始めた頃
次の上京を楽しみにしていたら
こいつが組を抜けて何処かへと消えてしまっていた…
まぁ、元プロからのマンツーマンだといっても
ほとんどが準備体操みたいなものだったが
そのおかげで、走る楽しさが、分かってきたもので、
ひとりで走り続けて、筋トレも始めだしたのも、この頃から
吉原通いもランニングで (゚∀゚)スタコラサッサ
🐶元気なとっつあん。。。
このランニングは50半ばまで続けていた
しかし、距離は徐々に短なっていく。。。
距離が短くなった頃には金太郎と走ったことも
やがて60過ぎにはウォーキング主体になり、
ランはその途中に1、2キロほどとなっていった
この数年は、ただのスタスタ歩きになっている
🐶とっつあんは、信号から信号までのダッシュをたまにしますが、脚は遅いです 笑笑
🐱殿様もお歳を召されていますので (=´∀`)