ついつい言われたくなる「顧客第一」
企業がよく口にする「顧客第一」ってフレーズ、意味はわかるけど実践するのは本当に難しいです。
会社の経営者は「顧客が何より大事」と言いますが、現場サイドからするとそう簡単には受け入れられません。
新しい事を始める時コストを極端に抑えて顧客の要望を100%取り入れようとすると
品質が下がったり事故のリスクが高まったりしかねません。
スタートアップ企業なら、リソースを顧客対応ばかりに注いでしまっては本業が疎かになってしまいます。
でも逆に、顧客の要望やニーズを無視し続けたら、当然顧客から見放されてしまいます。
利益を追求しすぎて顧客満足を置き去りにしては元も子もありません。
結局のところ、状況に応じてある程度優先順位を付けないと...
例えば、サロン経営において「顧客第一」は、もちろん理想として大切です。
過度に追求し過ぎると逆効果になる可能性があります。
状況や成長段階に応じて、最優先課題は変わってくるもので
開業時は集客が命題!
安定期には人材確保・育成が重要!
なので柔軟に対応する必要があります。
しかし長期的視点においては、顧客目線を忘れてはいけません。
利益よりも顧客を優先する姿勢があれば、結果として信頼と継続的支持を得られるはずです。
つまりサロン経営では、極端に振れすぎず
理想と現実のバランスを取ることが肝心なのです。
状況によって適切に優先順位を付けつつ、大局的には顧客視点を持ち続けることが重要といえます。
でも長期的な視野に立てば、やはり顧客の視点は何より重要。
儲かるだけじゃなく、顧客に喜んでもらえるような価値を提供し続けることが企業の使命ですからね。
それが社会貢献であり
「Give mind」!!
幸せは自然と訪れますよね^^
極端に振れすぎず、状況に応じて、柔軟に対応しながらいざという時には顧客のことを意識できる。
私は、そんな企業であり続けたいものです。