さてさて結局、FAGのプラスチックカップは「触らぬ神に祟りなし」…それほど大袈裟な事でも無かろうが、今後のメンテ工程の効率化を鑑み、完全撤退を決断した。大先輩の愛車を守るため、根本治療に踏み切った次第である。…だから大袈裟だって(笑)
曰く、ShimanoカートリッジBBへ換装
旧BBを無事(?)引き抜いた後、待機していたのはShimano UN-300の金属製カートリッジBB。
プラスチックとは比べ物にならない剛性と耐久性。ネジ山も綺麗に噛み、BBT-4ではなく普通のBBツールでサクッと締め込めた瞬間、肩の力が一気に抜けた。
問題はここからだった。この規格の、デザインの良い、銀色の、8速対応の、クランクが、国内には、嗚呼、無いのだ。
クランクは「絶滅危惧種」を海外から呼び寄せる事にしたのだ。
このMoulton APBの純正クランクはスクエアテーパー規格。
しかもシルバーカラーのクラシカルな3アーム形状。ベース車に元々付いていたのが8速のSoraのシルバークランクである。そんなん、もう中古だって無いわ(笑)現代の自転車業界では完全に絶滅危惧種だ。国内ではほぼ在庫なし。あっても黒くてチープシックなモノばかりだ。
結局、海外の専門サイトを漁り、デザイン、状態の良い新品を国際便で取り寄せた。届いた瞬間「これだよこれ!」とテンションが上がる。アウターのチェーンリングだけが黒かったんだが、まぁ、この辺りは及第点としよう。
写真で見る通り、綺麗なシルバーのクランクセット。チェーンリングも同サイズ、見た目も性能も大幅アップ。
ただし、取り付け時には「スクエアテーパーの相性チェック」を念入りに行った。締め付けトルクはきっちり守り、初期伸び確認も忘れずに。
そして次なる敵:インチ規格のケーブル留め具
BB周りを綺麗に仕上げた後、ワイヤー系もついでに全交換することにした。
そこで発覚したのが、イモネジ(ケーブル固定ボルト)の留め具が完全インチ仕様という事実。
• 5/32
• 1/8
• 3/32
• 5/64 …。
さてさて結局、FAGのプラスチックカップは「触らぬ神に祟りなし」…それほど大袈裟な事でも無かろうが、今後のメンテ工程の効率化を鑑み、完全撤退を決断した。大先輩の愛車を守るため、根本治療に踏み切った次第である。…だから大袈裟だって(笑)
曰く、ShimanoカートリッジBBへ換装
旧BBを無事(?)引き抜いた後、待機していたのはShimano UN-300の金属製カートリッジBB。
プラスチックとは比べ物にならない剛性と耐久性。ネジ山も綺麗に噛み、BBT-4ではなく普通のBBツールでサクッと締め込めた瞬間、肩の力が一気に抜けた。
問題はここからだった。この規格の、デザインの良い、銀色の、8速対応の、クランクが、国内には、嗚呼、無いのだ。
クランクは「絶滅危惧種」を海外から呼び寄せる事にしたのだ。
このMoulton APBの純正クランクはスクエアテーパー規格。
しかもシルバーカラーのクラシカルな3アーム形状。ベース車に元々付いていたのが8速のSoraのシルバークランクである。そんなん、もう中古だって無いわ(笑)現代の自転車業界では完全に絶滅危惧種だ。国内ではほぼ在庫なし。あっても黒くてチープシックなモノばかりだ。
結局、海外の専門サイトを漁り、デザイン、状態の良い新品を国際便で取り寄せた。届いた瞬間「これだよこれ!」とテンションが上がる。アウターのチェーンリングだけが黒かったんだが、まぁ、この辺りは及第点としよう。
写真で見る通り、綺麗なシルバーのクランクセット。チェーンリングも同サイズ、見た目も性能も大幅アップ。
ただし、取り付け時には「スクエアテーパーの相性チェック」を念入りに行った。締め付けトルクはきっちり守り、初期伸び確認も忘れずに。
そして次なる敵:インチ規格のケーブル留め具
BB周りを綺麗に仕上げた後、ワイヤー系もついでに全交換することにした。
そこで発覚したのが、イモネジ(ケーブル固定ボルト)の留め具が完全インチ仕様という事実。
• 5/32
• 1/8
• 3/32
• 5/64 …。
「お口アングリ(angry?)になる寸前」だったが、そこはインチ六角レンチセットを引っ張り出して無事対応。英国生まれのMoultonらしい、こういう小さい「英国あるある」がまた味を出す。
フレームのディテールも改めて見直した。
R. Moultonのサイン入りヘッドチューブ、独特の折りたたみ機構、英国らしい手作業の溶接跡…。
メンテをすればするほど、このバイクの個性に舌を巻くね。
現時点の状況(2026年5月)
• BB:FAGプラスチック → Shimanoカートリッジ 完全換装済み
• クランク:海外取り寄せシルバースクエアテーパー
• ワイヤー:全交換調整終了(インチ工具必須やでw)
• チェーン・スプロケット:交換・調整終了
無事納車と相成りました。
このMoultonが、再び軽やかに、そして異音なく走り出す姿が今から楽しみだ。
正直、最初は「ただのクランク増し締め程度か?」と思っていたが、ここまで深く向き合うことになるとは…。
大先輩のこの一台、相当な歴史を背負っているのだろう。整備する側としても、久々に、味わい深い作業となった。
「お口アングリ(angry?)になる寸前」だったが、そこはインチ六角レンチセットを引っ張り出して無事対応。英国生まれのMoultonらしい、こういう小さい「英国あるある」がまた味を出す。
フレームのディテールも改めて見直した。
R. Moultonのサイン入りヘッドチューブ、独特の折りたたみ機構、英国らしい手作業の溶接跡…。
メンテをすればするほど、このバイクの個性に舌を巻くね。
現時点の状況(2026年5月)
• BB:FAGプラスチック → Shimanoカートリッジ 完全換装済み
• クランク:海外取り寄せシルバースクエアテーパー
• ワイヤー:全交換調整終了(インチ工具必須やでw)
• チェーン・スプロケット:交換・調整終了
無事納車と相成りました。
このMoultonが、再び軽やかに、そして異音なく走り出す姿が今から楽しみだ。
正直、最初は「ただのクランク増し締め程度か?」と思っていたが、ここまで深く向き合うことになるとは…。
大先輩のこの一台、相当な歴史を背負っているのだろう。整備する側としても、久々に、味わい深い作業となった。



























