生活保護って…

   この10月から生活保護費が、一部の方が減額されている。
   今週号の市議団ニュースでも取り上げていますが、生活保護費の削減は、様々な所で影響を及ぼしています。



   今日の生活相談でも生活保護についてそろそろ考えないといけない…どのくらいのお金で、毎月の生活をするのですか?と…
   たいていの方は、この後生活保護費の仕組みの話から自分に想定して、金額を示すと…これじゃあ生活できない…本当にこれだけですか?と聞き、その後預貯金などある場合はそれが無くなって…所持金が生活保護費くらいになってから、市役所に相談して…と話しますとそこまでになったら、不安で不安で…押しつぶされる!という方が多いです。

   しかし、私達のところに相談にきて一緒に窓口に行く多くの方は、所持金もなく…窓口相談の場にもどうやっていけば良いか…わからない…。生活保護だけは嫌だと言って、命の危険に直面される方も多い。

   今日の相談で、まだ1〜2年の余裕がありそうな事がわかったのは、良かったと思う。
   生活保護の事がわかって、生活保護パッシングがいかに作られたものか…生活保護を受けても、最低限の生活が守られるほどの金額にも無い…初めて知ったと、話してくれました。

   これからの生活を見直しながら、この先、生活保護を受けるようになるまで、生活環境を整えていきたい。とも話してくれました。

   生活保護について多くの方に理解してもらって、パッシングがなくなってほしい。みなさんが安心して生活保護を利用できるようになってほしい。
   そう思いながら、見送りました。

堀口明子のホームページ