ちょっと友徳くん
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見つめるもの


http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11920453738.html
▽デマ記事が回ってきたので一言。

あまりにも根拠がなく、妄想と妄想を繋ぎ合わせた話。こうゆう話をすると、事の本質を見間違うので注意。

まず今回のデング熱で問題なのは、国内に感染源があるということ。患者の数が問題なのではありません。
そしてその感染源である蚊が代々木公園に生息しているので、駆除作業を行う、若しくは感染拡大の為に封鎖するのは当然の事でしょう。...

むしろ問われるべきは、都の対応が遅れたのではないかということ。最初は国内感染者の拡大が少数だったので、手を打つのが遅れたのではないかと言うことです。

後述の岩路真樹さん殺害について、結局筆者の結論の根拠は「権力者はそうするもの」という、、、はっきり言って馬鹿げたものです。カイジの見過ぎでしょう。
仮に事実で、怖くてメディアが報じれないとしましょう。では権力が怖くて報じれないメディアって一体???
そして例えば、さんざん従軍慰安婦で大誤報を打っても開き直れるような朝日新聞が、そんな権力によって押さえつけられますか??

僕は現段階で安部政権を支持しますが、だからと言って擁護している訳ではありません。

懲役の話にしてもそう、今回にしてもそう。
根拠のないデマを流しての政権攻撃をするのは、事の本質を見失う以上に、卑怯者が自分の欲に任せて行う行為です。

こうゆう記事を目にしなくてはいけない時代は悲しいですが、一方で、真実を見つめる冷静さを育むいい機会と捉えるべきなのかもしれません。

現代の戦争

マレーシアの航空機の撃墜から考え直す、日本人が考え方を更新しなくてはいけない"現代の戦争"の正体とは。
 ≪自衛権≫と≪抑止力≫。
 僕たちの考える平和とは。

 
 僕たちはそろそろ"戦争"という言葉の見方を変えなくてはいけない。
 なぜなら僕たちの思い描く"戦争"とは即ち≪第二次世界大戦≫までの戦争だからだ。
 第二次世界大戦が終わり約70年を経ったいま、世界の戦争は大きく変化した。
 もしもこの"戦争観"を間違えていたら、僕たちは世界で起きている事象を見間違えるだろう。


 まず僕たち日本人の考えてきた戦争とは何だろうか?真珠湾攻撃?アッツ島玉砕?東京大空襲?沖縄陸戦?広島と長崎への原子力爆弾の投下?
 これらはもう旧式の戦争だ。このような"旧式の戦争"が起きる可能性は無い。|
 
 なぜか?
 二度の大戦を経験した人類は、大戦後の世界の新しい概念として《抑止力》という概念を持ったからだ。
 この≪抑止力≫とは、大きな戦争が起こるのを未然に防ぐと言う考え方だ。
 どのようにして防ぐかは後に述べる。

 そして、例え色々な問題を孕んでいても、国連憲章を作り国際法を作った。
 これらの中では、平和を維持する仕組みが記されている。
 その仕組みの一部に《自衛権》として〈個別・集団的自衛権〉が第51条に記された。

 
 国連憲章第五一条 

・この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。


 もちろん、日本国も国連の加盟国だ。
 
 国連憲章二条二項

・すべての加盟国は、加盟国の地位から生ずる権利及び利益を加盟国のすべてに保障するために、この憲章に従って負っている義務を誠実に履行しなければならない
 
 

 ここで紛争はなぜ起きるかを考えたい。それは主に≪軍事的なバランスが崩れた時≫だ。
 
 例えば、最近のニュースで考えれば、中国がベトナムとフィリピンの海への侵略を始めている。
 これはベトナムとフィリピンの海軍力が弱いからだ。両国はそこに付け込まれた。
 しかし先日フィリピンは、アメリカと軍事協定を結んだ。中国は今、ベトナムの海に集中している。
 海軍力をフィリピンはアメリカで補った。だから中国はフィリピンに手を出せなくなった。

 このように紛争は軍事的バランスの崩れから起こり、この均衡が保たれれば紛争は起きない。
 これが現代の≪抑止力≫の考え方だ。これで"古いタイプの戦争"は未然に防ぐ事ができる。

 
 では今、ウクライナで起きている紛争はなんだろうか?
 確認しなくてはいけないのは、これはあくまで≪内戦≫だ。しかしこの内戦の中にこそ、新しい戦争の危険が含まれている。

 まず全ての事の始まりは、ウクライナのクリミアで起きた住民投票だった。
 この"住民"投票によってクリミアは独立をすることになったのだけれど、実際この"住民"というのは親ロシア系の住民が大半だった。 
 これはロシアが、ウクライナが1990年に独立を宣言してから続けてきた≪現地人の親ロシア化≫が実った形だ。
 

 軍事的にも、常態的に、クリミア半島の港をロシアは押さえていた。
 軍事バランスの崩れとロシアによる長年の工作活動が、クリミアの住民投票の結果に繋がったと言える。


;もっと問題をさかのぼれば、ウクライナがロシアに付け入る隙を与えてしまったのはエネルギー問題だ。
 ウクライナは天然ガス資源が乏しく、70%をロシアに依存していた。
 エネルギーの安全保障の面でもロシアに主導権を握られていた。

 当時のウクライナ政権は親ロシア派の宰相であった事も、ロシアの工作を認めなければいけない一つではないだろうか。

 

 ≪親ロシア派とは一体だれか?≫

 前述のクリミア半島と同じようなもので、≪ウクライナ軍の中でロシアに与する兵士≫だ。しかし≪ロシア軍の兵士≫ではない。
 あるいは<ロシアに併合されたいウクライナ国民>を、 ≪ロシア軍≫の将校が指導をしているようだ。
 (各国はこれを十分承知しているが、表向きはウクライナ国民なので、ロシアとの関係を十分に追求できずにいる。) 
 ロシアは自分では手を汚していないふりをしながら、この≪親ロシア≫に武器供与をしているのは間違いない。そしてこれはマレーシア航空の航空機が撃墜された事とも関係している。
 
 現地ではウクライナが親ロシアから領地を奪還するために空爆が始まっていたらしい。
 マレーシア航空機が撃墜されたのは高度一万メートルとかそんな高さ。まさか普通のテロリスト等が持っているような対空ミサイルなんかでは届かない。
 ハイテク武器がそこにあり、キチンと訓練された兵士がそこにはいた。だから高い高度で飛ぶ飛行機にも当てられた。

 

改めて新しい戦争とは何か?

 これから起こりうる戦争と言うものには、まず≪スパイ活動・工作≫がある。
 むしろこれが一番の戦い、日々の中で行われている戦いだ。
 例えば新聞・テレビ・学者・政治家などに利益供与をして取り込む作業。そして現地に住む自国に与する国民を増やし世論に影響を与えるなどが挙げられる。
 
 そして本格的な戦いとなれば「ハイテク兵器」による戦いとなる。
 そのような状況に対応するには、十分な訓練が必要になってくる。
 巷で噂になったような"徴兵制"によって2・3年だけ兵士になるようなシステムでは、全く十分でない事は自ずと明らかだ。
 この組織戦に於いて未熟な歩兵を増やしても意味が無い。つまりは≪プロフェッショナルによる戦い≫だ。

 しかし、そのような戦いならない為にも≪抑止力≫を整備する。
 この≪抑止力≫とは、アメリカだけでなく、アジアの周辺国、そして世界各国と連携して、地域のバランスを保つことだ。
 思い返せば、昭和16年に日本が真珠湾攻撃を実行せざるを得なかったのも、石油資源等を絶たれ軍事バランスが失われたからでもあった。

 "武器=戦争=徴兵"の凝り固まった考え方から日本人は脱出して、平和を実現する為にはどのような努力が必要なのかを考えなくてはいけない。
 
 日本は平和ではなかった。
 武装解除した日本軍に対して、ソ連は進行をした。そして千島列島・北方領土を占領された。
 無抵抗をいい事に竹島を韓国に奪われた。
 今度は尖閣諸島を中国によって奪われようとしている。
 そしてなにより、僕たちと何も変わらない日本人を、北朝鮮によって無数に拉致された。

 平和には、平和にする為の努力がいる事を、僕たちは考えなくてはいけない。
 情報戦・資源エネルギー・経済・抑止力に対して備えてこそ、日本は平和を保つことが出来るだろう。

≪現行憲法の問題点≫

改憲議論の前提として、今の憲法の問題点を"事実を基づいて"整理してみる。
これを読めば憲法議論は怖くない!?


一・英語の原文を基に作成

 日本が敗戦を喫しアメリカの被占領下にあった時、アメリカのGHQが明治憲法に代わる新憲法の原案を作成しました。しかしこれは当時から有る国際法から見ても違法な行為です。国際法では、戦勝国は敗戦国の法規作成に携わってはいけないとあります。


二・占領時に施行

 日本が独立を回復したのが1952年4月28日で、現行憲法の施行されたのが1947年5月3日です。つまり現行憲法はMade in Japanではなく、Made in "occupied" Japanであり、これが被占領国憲法と言われる由来です。


三・日本国民によって批准されていない

 サンフランシスコ講和条約によって日本国は独立を回復します。(1951年9月8日調印。1952年4月28日発行。)
しかし占領国時代にに施行された憲法を現日本国民は承認していません。憲法は国民から政府に対する約束状(議論の余地あり)だというならば、必ず日本国民の批准が必要です。

 ちなみにサンフランシスコ講和条約によって戦犯と言われる方々の名誉は回復されました。よって日本に戦犯と言うものは存在しません。
韓国が竹島を不法にも侵略したのは1953年の事で、日本が独立を回復してまだ間もない頃の事ですが、現憲法下での出来事です。


四・国際法に合致しない

 国際法では国の権利として自衛権が認められています。しかし憲法第9条では陸海空軍その他の戦力を破棄し、国の交戦権を破棄しています。


五・非平和憲法

 長年にわたってに北朝鮮に拉致された方々がいます。しかし日本国は、国際紛争を解決する為の国の交戦権を破棄しているので、北朝鮮に日本人を取り返しに行くことが出来ません。(小泉訪朝時に故金正日総書記はこの点を突いて、一国家機関の暴走として説明しました。その時点で日本国は北朝鮮に奪還作戦を行うことが出来なくなりました。)

また竹島をとっても分かるように、もし他国が侵略行為を行った場合、国際紛争を解決する手段としての交戦権を破棄しているので、単純に言えば侵略されるほかありません。


以上が事実に基づいた現行憲法の問題点です。第9条から派生して個別・集団的自衛権の問題もありますが、それはまた次の機会に。
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