最近、新しい病院に通い始め、新しい医師との出会いがありました。

不登校で課題を持つ家庭はどんどん増えています。


そんな問題を抱える私も今日は、新たな病院に出会い、その医師の初対面の印象はとても信頼できそうで、今後に期待を持っています。

ただ、実際のところはどうなるかはまだわかりませんが、前向きな感じがしています。

 

しかし、児童精神科の分野において、私の肌感覚では多くの医師が問題の判断だけで終わり、その先の具体的な治療方針がない事が多い気がします。

 

特に、本格的なカウンセリングは金銭的に利益が見込めないためか、あまり行われていないようです。多くの場合、薬を処方して症状を抑えるだけの対応に見えることが多いです。

 

日本では、不登校の子どもたちが30万人を超えており、その現状は子どもたちに相当な不安と負担を強いています。

しかもこの問題は社会的にはあまり知られておらず、政治もそれに対処しようとしないのが現状です。

 

そのため、子どもへのケアが遅れており、児童精神科の予約は数ヶ月待ちという状態です。このような状況では、十分な対応が難しいのは容易に想像できますよね。

多くの精神科をはしごする中で、この分野の医療は酷い。という感想です。

 

でも、そのおかげで一つ大切な気づきがあり、孤立化が進む環境の中で、子どもたちや社会でのマイノリティが安心感を得られるとしたら、それは「たった一つでもいいから希望があること」ではないでしょうか。

 

希望はまるで蜘蛛の糸のようなもので、それがあれば登る力になります。

セーフティネットはあると言う人は、おそらく実体験がないのかもしれません。勿論多くの関連機関もありますが、それは、悪化を防ぐものであり希望を与えるものではありません。

 

希望とは、生きる目的であり、行動の指針であり、希望があればこそ、私たちは前に進む力を持ち続けることができるのです。