今日生徒から「なんで先生はこのお仕事始めたんですか?」と聞かれました。



なんででしょうか。本当に不思議なことです。目



こうなりたいと思って始めたのではなく必要に迫られて始めたのがきっかけでした。(そんなことを言うと不遜かもしれませんがあせる



しかし人生って本当にわからないものです。ヽ((◎д◎ ))ゝ



今思うと知らないうちに自分の天職につかせていただいたなあと思います。



自分が思ったとおりに人生を生きられる人もいるのでしょうが、私のように未熟な人間で自分の天職がわからずにふらふらしていると、首根っこをつかまれて無理やり仕事をさせられる場合もあるのでしょう。



勉強ママのすさまじい子供に対する欲望、干渉、コントロール、抵抗する子供、従順な子供、無表情な子供、無邪気な子供、さまざまな人たちと出会うことで、親と子のかかわり方とその影響など現場にいるものしかわからない人間模様を見続けてきた、いや見させられてきました。( ̄ー ̄;



未熟な母親として妻としての私とその家族関係も含め、「人間」としてのあり方を学んできました。



一体教育ってなに?何が本当に大切なの?家でくつろぐ子供を見て、「休まず勉強しなさい」とハッパをかける親。人の顔色を見ながら勉強する子供、気力を失い、無表情の子供。Oo。。( ̄¬ ̄*)



子供を休ませることなく点数評価の競争社会へ押し込めて、家族の団欒や暖かなやりとりや、ゆったりした時間を持つことを罪悪視する人たち。むっ




首根っこをつかまれてこの仕事をさせられたのは、彼らと同じことをしてきた未熟な母親として、人間としての経験を生かしていただくためだと思う。アップ



もっと子供を見ようよ。素直な目で。恐怖や世論や理想などというものを捨ててしっかり見てみたら、この子がこの子であることを受け入れている温かな優しいまなざしの自分に気づくはず。ラブラブ女の子男の子



「何者かになることが価値があること」と教えられてきませんでしたか?



自分は今精一杯がんばっているのに、この自分以外の何になれるというのでしょうか!?目



「いま、このままの自分を大切にすることがすばらしい人間関係や人生を創造していくんだよ」

質問してきた生徒に、私は一生懸命話しているのでした。




律子の部屋